今年もふるさと納税では返礼品に食べ物を選択しました。
ふるさと納税は普段食べない食材を食べるきっかけにもなりますよね。
来年以降のふるさと納税の参考にもなるよう、今年もふるさと納税を振り返ります。
食べ物の返礼品を選びました
愛知県碧南市 小伴天 うなぎの炭火焼 1.5尾
愛知県碧南市(へきなんし)にある日本料理「小伴天(こばんてん)」のうなぎ。
ここ数年は毎年、返礼品にこのうなぎを選んでいます。何故なら、美味しいから!
ESSEふるさとグランプリ2023では金賞受賞と箔が付いています。さすが。
届いた黒い箱に高級感があって良い感じです。
小伴天のうなぎは届くまで時間がかかります。店舗営業もしつつ丁寧に手焼きしているため、1日に準備できる数に限りがあるとのこと。美味しいうなぎを食べるには待ちが必要なのです。
3月の初めに寄付を行い、届いたのが5月中旬だったので、約2ヶ月半待ちでした。旅行中や出張中に届くタイミングが来たらどうしようとハラハラします。家にいるタイミングに届いて良かった。
真空パックされた炭火焼きのうなぎが1.5尾入りです。
冷蔵では約1週間の日持ちですが、到着後すぐに冷凍すれば約1ヶ月保存できます。
三河一色産うなぎを使用した炭火焼きです。
全国トップレベルの品質と生産量を誇る地元の三河一色産うなぎを、炭火で丹念に焼き上げ、秘伝のタレで仕上げています。碧南市は昔から上質な調味料が醸造されてきました。当店のうなぎのタレは、地元のたまりとみりん、双糖で丁寧に仕込み、1ヶ月以上寝かせてから創業以来のタレに継ぎ足しして、大切に味を守り続けています。碧南の風土と時が醸し出す味わいをご賞味下さい。
返礼品添付の商品説明より
タレによるくどさはなく、うなぎの美味しさを上品にいただけるのが魅力。
よくある「うなぎに付いているタレを洗う」とか「酒をかける」とかをしなくても美味しいです。袋のまま沸騰したお湯で加熱するだけで美味しく食べられます。
焼き加減も良く、ふっくらとしたうなぎを、美味しくいただけます。
これは来年もリピートしたいオススメのふるさと納税です。
福岡県新宮町 うなぎ蒲焼(特大)2尾
うなぎが好きなものだから、福岡県新宮町(しんぐうまち)のうなぎも選んでみました。
このうなぎの特徴はでかい!1尾約250g前後の大型サイズです。
このうなぎが2尾なので、合計約500g。量が多くて良い!
6月下旬に寄付を行い、7月下旬に届いたので、約1ヶ月で届きました。
賞味期限は発送日から冷凍で90日だったので、食べるタイミングを調整しやすかったです。
調理前に解凍して、フライパンで焼くか、電子レンジで温めるか、魚焼きグリルで焼くかします。このうなぎは、表面のたれを洗い流してから、酒を大さじ1杯ほどかけて焼いたほうが美味しいタイプでした。
うなぎには頭も付いています。うなぎって頭も食べられるんですね。
でかいので、1枚のお皿に乗り切らないくらいの大きさ。
味は普通でしたが、大きいので食べごたえがあるうなぎでした。複数人で食べるのにも良さそうです。
富山県魚津市 粕漬け 西京漬け 4種ずつ 8切れ
私は富山県出身なので、富山県内のどこかでふるさと納税を行うようにしています。
富山県魚津市(うおづし)のふるさと納税で、今年は魚を選びました。
寄付してから届くまで、1週間程度で早かったです。
賞味期限は冷凍で3ヶ月ほどありました。しかし、家庭の冷凍庫内の温度は頻繁に上下するため、賞味期限にかかわらず早めに食べるのを推奨とのこと。
魚の種類は以下です。
- 銀だら(西京漬、粕漬)アラスカ産
- 目鯛(西京漬)ニュージーランド産
- 紅鮭(粕漬)ロシア・アラスカ産
- ごまふぐ(粕漬)富山産
- 本さわら(西京漬)韓国産
- 天然ぶり(西京漬、粕漬)富山産
やはり、富山県産の天然ぶりが入っているのが嬉しい。
食べる前に半日ほど冷蔵庫で解凍してから、焼いて食べます。我が家にはグリルもオーブントースターもないのですが、フライパンにクッキングシートを敷いて焼いても美味しくできました。
焼き魚、うまい!いろんな焼き魚を食べられるのも嬉しいです。どの魚も美味しくいただきました。
粕漬けも西京漬けも、魚を美味しく味付けしてくれていました。
そして、後から気付いたのだけど、切り身についている粕または味噌は軽く拭き取ってから焼いたほうが焦げが付きにくくて良かったです…。そのまま焼いちゃった。
大阪府泉佐野市 やわらかハラミ 1.5kg
焼肉でハラミが好きな私は今年もハラミを選びました。
大阪府泉佐野市の肉の返礼品は有名ですよね。
私は2023年9月に駆け込みでふるさと納税の寄付を行ったので、私に届いたのは「氷温®熟成牛プロジェクト」のハラミでした。駆け込みが多かったのか、届いたのは12月のはじめで、約2ヶ月待ちでした。
この後に少し記載していますが、2023年10月にふるさと納税の制度に変更が行われています。
これから、泉佐野市の肉系のふるさと納税はどうなるんでしょうね…。泉佐野市は今後も国に対し協議を求めていくようですが。
届いたハラミ 1.5kgがこちら。肉塊は、やはり良い!
9月の終わりに寄付を行い、届いたのが12月のはじめだったので、約2ヶ月待ちでした。
500gずつ3つに分かれてパックに入っています。
300gずつくらいのほうが嬉しいけど、あまり細かいと業者側も大変ですよね…。
賞味期限は冷凍の状態で約2ヶ月半ほどとなっています。
解凍時はパックに切れ目を入れて、1日ほど冷蔵庫に置いておくと良い具合に解凍できました。半日では時間が足りなかったです。
袋の1/3(160gくらい)を1食分として、焼いていただきました。
「訳あり」なのは、大きさが不揃いであることみたいですが、問題なし!
タレに浸けられているので、焼くだけで食べられるのも楽です。
そして、昨年も泉佐野市のハラミをふるさと納税でいただいたのですが、昨年のハラミより美味しい気がしました。美味しさが進化している!
1.5kgと量もあるので、たくさん食べられるのも嬉しいです。
2023年10月 ふるさと納税の制度に変更
2023年10月にふるさと納税に改正が行われました。具体的には総務省告示第百七十九号が改正されています。
変更ポイントは以下です。
<主な改正内容>
ふるさと納税の次期指定に向けた見直し 令和5年6月27日(総務省)
・ 募集に要する費用について、ワンストップ特例事務や寄附金受領証の発行などの付随費用も含めて寄附金額の5割以下とする(募集適正基準の改正)
・ 加工品のうち熟成肉と精米について、原材料が当該地方団体と同一の都道府県内産であるものに限り、返礼品として認める(地場産品基準の改正)
また、主な改正内容には挙げられていなかったですが、新旧対照表を見ると、以下もありました。
・該当する返礼品等と当該返礼品等に附帯するものとを合わせて提供するものであって、当該返礼品等の価値が当該提供するものの価値全体の七割以上であること
改正告示新旧対照表(令和5年総務省告示第244号)(総務省)
総務省のサイトにいろいろ記載されていますが、難しいですよね。
以下のページが、わかりやすく説明されていました。
これからは、寄付額が変更されたり、返礼品の内容が変わったりしそうです。
今回私が寄付したふるさと納税に関しても、2023年12月に確認したろころ、寄付額が変わった返礼品もありました。
返礼品 | 寄付金(2023年9月以前) | 寄付金(2023年12月) | 増減 |
---|---|---|---|
愛知県碧南市 小伴天 うなぎの炭火焼 1.5尾 | 15,000円 | 17,000円 | +2,000円 |
福岡県新宮町 うなぎ蒲焼(特大)2尾 | 15,000円 | 17,000円 | +2,000円 |
富山県魚津市 粕漬け 西京漬け 4種ずつ 8切れ | 15,000円 | 15,000円 | 0円 |
大阪府泉佐野市 やわらかハラミ 1.5kg | 10,000円 | 12,000円 | +2,000円 |
今年のふるさと納税は2023年9月以前に行ったのですが、今後は寄付金が数千円上がりそうです。「返礼品+送料など経費+受領証の発送費用など」が寄付金の5割以下にするためには必要なのでしょう。食べ物だと、冷凍や冷蔵で発送が必要な場合が多いですし、送料が高そうです。
また、今後は観光地などで、その場で返礼品を受け取ることができる「送料のかからない返礼品」も出てきそうです。そういった仕組みを利用するのも旅行の楽しみになるかもしれません。
今年も美味しくいただきました!
今年は、うなぎ、焼き魚、ハラミをいただきました。
どれも美味しかった!そして、返礼品が届いた後の食事の時間は、なんだか嬉しいですね。
また来年も、ふるさと納税で何にしようか選ぶのが楽しみです。
これからは寄付額が少し上がってしまいそうですが、返礼品をきっかけに嬉しい食事の時間と、地方の特色に触れる機会になるのは良いなと思っています。
そして、ワンストップ特例申請か確定申告を忘れずに行いましょう。