富山県富山市の呉羽梨(くれはなし)は富山では超有名。
「富山県って梨は有名だったっけ?」と言われることもあるのですが、富山の特産品です!
あまりメジャーではないかもしれないけれど、ほとんど富山県民で食べられてしまっているのではないだろうか…。
瑞々しくて、甘くて、美味しい梨です。
富山市呉羽地域には梨の農園がある
呉羽(くれは)は地名です。富山駅から車で10~15分くらいで着きます。
呉羽地域には梨を作っている農家がいくつかあり、梨畑がそこここで見られます。
ゴールデンウィークの時期には梨の白い花が見られて、綺麗です。
近所の住宅も、梨作りに悪影響がないよう、害虫が付きやすい樹木を植えなかったりしています。
呉羽での梨作りは明治時代にはじまったそうです。
当時、呉羽は水の便が悪く、少しの日照りで田んぼがすぐに干上がってしまう土地でした。 誰よりも郷土愛が強く、農業を愛していた土池弥次郎は「なんとか豊かな村にできないものか」とヒマを見ては全国を尋ねてまわりました。 そこで、弥次郎の目にとまったのが「梨」。東京から青梨を持ち帰り自分の畑に植えてみました。
特産品・呉羽梨 – 富山市北商工会
そして、農家のみなさんの努力により、現在では美味しい梨が作られるようになったんですね。
梨農家さんから直接購入、全国発送も可能
呉羽の庄司梨園さんから購入しました
呉羽にあるいくつかの梨農家さんのうち、私は庄司梨園さんから毎年梨を購入しています。
明治時代から梨栽培を続けている農家さんです。
農家さんの販売所で、直接自宅用の梨を買って帰ることもできますし、全国への発送も対応してれます。
幸水、あきづき…梨の種類もいろいろ
一番人気は幸水(こうすい)!
庄司梨園さんでは、幸水の他にも、豊水(ほうすい)、あきづき、新高(にいたか)、その他の品種も作っておられます。
時期によって違う梨が出てきて、それぞれの味わいのある梨が登場するので、楽しみですね。
幸水は特に売り切れ注意、予約がオススメ
毎年、お盆が明けた頃くらいから幸水の梨が出始めると思って、お盆明けに梨園の販売所に行ったのですが、おや、シャッターが閉まっている…。
横の入口から入って伺ったところ、幸水はもう売り切れ!(予約の受け取りの人もいるので、横の入口から入れました。)
自宅用に買おうと思っていた袋入りで販売されている梨は購入できませんでした。
最近は予約必須なんですね!
8月の終わり頃の収穫の梨なら、少し予約できるとのことなので、お願いしました。
私が購入したのは発送用の箱入りの幸水です。
3Kgと5kgの箱があるのですが、この時は5kgの箱のみ対応できるとのことでした。
また、小さめのサイズの梨とお手頃玉のサイズがあるのですが、この時はお手頃玉のみ対応できるとのことでしたので、大きさはお手頃玉のほうになりました。
- 幸水(お手頃玉) 5kg 3,300円
- 東京への送料 1,100円
予約したほうが確実に買えます。昔は気軽にいつでも買えたような気がするのですが、変わったみたいですね。
特に昨年は天候の影響により不作の年であったため、今年は早めに予約する人が多かったようです。
幸水を予約するなら、8月月初に予約したほうが良いです!
とはいえ、実はお盆前に何度か電話はしていたのですが、なかなか繋がらなかったのですよね。繋がるまで電話する根気が必要と思いました。
帰り際に、おまけで梨をいただきました。
富山の実家でも梨を食べられて嬉しかったです!
呉羽梨が届きました!
8月30日に呉羽梨の幸水が届きました!
18個入っていました。
美味しそうな梨がズラリ。
さっそく食べましたが、今年の呉羽梨も美味しいです。
とっても瑞々しいんですよね~。甘さもあって美味しかったです!
富山の呉羽梨オススメです
8月になると、梨の季節になったと思って、呉羽梨を食べたくなります。
やっぱり、農家さんから直接購入する果物は美味しいです!
この記事では私の毎年行っている農家さんを紹介しましたが、他にも直接販売や発送を行っている梨農家さんがありますし、直売所やスーパーなどで販売されていることもあります。
富山の呉羽梨も美味しいので、ぜひ食べてみてほしいです。
しかし、最近は、梨農家さんがお辞めになって、引き継がれることなく畑を終わらせる土地も見かけます…。
呉羽梨はより希少な梨になっていくかもしれませんね。