ワトコオイルを塗ると木材がイイ感じになるのでおすすめ!

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ワトコオイルを塗った木材

のんびりDIYをやっています。

購入した2×4(ツーバイフォー)木材にワトコオイルを塗りましたので、その時の記録です。

また、以前に作った壁面収納でも、木材にもワトコオイルを塗りました。それで、塗るのにも慣れてきました。

木材にワトコオイルを塗ると綺麗になるのでオススメです。手順などが参考になればと思います。

目次

ワトコオイル(WATCO OIL)とは

ワトコオイル
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綺麗に仕上げやすい木材用塗料

ワトコオイルとは、木材用の塗料です。

色を塗るというより、木材に染み込ませる感じなので、不器用な人(私)でも大雑把な人(私)でも、それっぽく綺麗に仕上がります

使ってみたところ、ワトコオイルのメリットとデメリットは下記と思います。

  • 木材の色を変えられる
  • 初心者や不器用な人でも綺麗に仕上げやすい
  • 木目は見えたまま仕上がるので木らしさが残る
  • 手触りが良くなる
  • 塗るのに手間と時間はかかる

DIYでは、木材に何も塗らずにそのまま使っても良いと思いますが、もし時間があれば、ワトコオイルを塗ると一段上の仕上がりになると思います!

色は8色、混ぜるのも可能

色はワトコオイルのダークウォルナットを使いました。

これは、以前作った壁面収納ですが、ダークウォルナットはこんな感じの色になりました。やや暗めの茶色です。

棚板

ワトコオイルの色は全8色あるので、好みの色を選択すると良いと思います。

公式サイトには色見本もあるので参照ください。

ワトコオイル同士のブレンドは可能とのことなので、こだわりの色にすることもできそうです。

必要な量はどのくらい?

1Lあたり約10平方メートル塗れると製品紹介に記載されています。

ワトコオイルは200ml/1L/3.6L/16Lで販売されているので、必要な量に合わせて購入すると良いと思います。

私が購入した2×4木材の4本は、ラブリコを使った壁面のDIYに使うので、塗るのは3面です。
壁に面する部分と、ラブリコで覆われる部分(上面と下面)は塗らないことにしました。

塗る箇所

今回の塗る範囲の面積は、

((幅89mm×高さ2305mm×1面)+(奥行38mm×高さ2305mm×2面))×4本 = 約1.54平方メートル

ですので、154mlのワトコオイルがあればよいだろうとなります。少し余裕をもって200ml弱くらいかなと思います。

フタの開け方は?

初めてワトコオイルを使った時、どうやって開けるの?となりました。

でも、ワトコ缶のフタの開け方(ワトコオイル)が公式サイトにありましたので、参考になりました!

使用上の注意を守りましょう

使用上の注意(ワトコオイル)がありますので、よく読んでから使用するようにしましょう。

一番気を付けなければならないのは、下記と思います。

ワトコ製品の取り扱いの際は、下記の注意事項を必ず守ってください。

・引火性の液体です。

・有機溶剤中毒の恐れがあります。

使用上の注意(ワトコオイル)

つまり、火災にならないように注意が必要ですし、作業後のオイルの片付けも丁寧に行う必要があります。

また、作業時は換気をするのが良いと思います。

準備したモノ

準備したモノ
準備したモノ
準備したモノ(必要なモノ)
  • ワトコオイル(ダークウォルナット)
  • オイルを入れる容器(600ccカップとホルダー)
  • オイルを塗るモノ(油性用刷毛70mm)
  • 紙やすり(240番)
  • 耐水紙やすり(320番)
  • オイルを拭くモノ(古いタオル1本)
準備したモノ(あると良かったモノ)
  • マスク
  • ハンドサンダーまたは余った木材
  • 紙やすり(120番)
  • ドレッサー
  • 布コロナマスカー
  • 差し口ベロ 40mm
  • 新聞紙

準備したモノについては、この後の手順で補足します。

これらを使って、2×4木材にワトコオイルを塗りました。木材はSPF材です。

また、私の環境では外で塗れる場所はありません。庭や駐車場のようなスペースはなく…。

そのため、ワトコオイルは部屋の中で塗りました。それで、部屋を汚さないためのアイテムも準備しました。

2×4木材4本にワトコオイルを塗った手順

塗る前にやすりがけ

ワトコオイルを塗る面のやすりがけをします。

やすりをかけると、細かい木クズがたくさんでますので、マスクを付けて作業をすると良いと思います。

それから、服も細かい木クズだらけになるので、汚れても良い服装でやりましょう。

主に240番の紙やすりを使いました。公式には240番以上のサンドペーパーと説明がありましたので、これより細かくても良いと思います。

紙やすり240番

手で紙やすりをかけても問題ないですが、ハンドサンダーがあると手が疲れにくくて楽です。紙やすりを切って、ハンドサンダーにセットして使います。

ハンドサンダー
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ハンドサンダーを買いたくない人は、木材を購入した時の余った木材に紙やすりを巻いて使っても良いと思います。手でやるよりは楽です。

余った木材に紙やすり

もし、木に傷が大きめの箇所などがあれば、目が荒いやすりを使うと速いです。240番より目が荒い120番の紙やすりを使ってから240番を使いました。

また、紙やすり不要のドレッサーも便利です。

このまま研磨に使えて、紙やすりより長く使えます。替刃も販売されていますが、まだ交換したことはありません。

ドレッサーL-30P
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ドレッサーと紙やすりを並用しています。ドレッサーは角の面取りも気軽にできます。

角にも良いドレッサー

木材にやすりをかけると、自分で触ってツルツルになったと感じられます

そして、ツルツルになっていれば、塗料を塗りやすい状態になっていると思いますので、それで十分と思います。

なお、私は木材を購入した日に、やすりがけまでやって、ワトコオイルは翌日に塗りました。時間があれば、やすりがけから塗装(最後の乾燥の前まで)を1日でやってしまえます。

ワトコオイルを塗る準備(部屋の養生)

屋内で塗装をするため、汚れないように準備します。

そこで、布コロナマスカーが超便利です。

コロナウイルスのコロナではなく、コロナ処理という塗料を垂れにくくする処理がされているものです。布ポリマスカーという名で呼ばれることもあります。

布コロナマスカー
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緑色のテープを汚したくない場所に貼って、シートを広げれば簡単に養生できます。

布ポリマスカー

そんなに粘着力は強くないので、壁にも問題なく使えました。不器用なので、ワトコオイルが思いもよらぬところに飛んでも良いよう、少し高めの位置まで養生しました。

そして、新聞紙をひいて、その上に木材を置きました。

新聞紙もひきました

新聞紙は気休めです。オイルが木材から垂れたら吸ってくれます。オイルを塗った面を下にしても新聞紙の文字が木材に移ることはありませんでした。

ワトコオイルを塗る準備(新しい刷毛の場合)

新しい刷毛(ハケ)を使う場合は、毛が抜けやすいので整えておくと良いです。

刷毛の毛を整える
  • よく揉みほぐして、抜け毛を取る
  • サンドペーパー(100番台くらい)で毛先を整える

それでも、塗っているときに刷毛の毛が抜ける時はありますが、抜けたら取れば良いので大丈夫です。ワトコオイルだったら、サッと修正しやすいです。

また、私は70mmの油性用刷毛を使いました。オイルなので油性用です。ホームセンターの一番安い刷毛で十分です。刷毛ではなく、布などで塗っても良いです。

ワトコオイルを塗る準備(容器にオイルを入れる)

容器にワトコオイルを入れます。

ワトコオイルを容器に入れる

ワトコオイルを注ぐ時は、差し口ベロがあると便利です。無くても注げますが、あれば缶の周りを汚さなくて済みます。1L缶は40mmがピッタリ合います。

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オイルを入れる容器としてカップとホルダーを使いましたが、何でも良いと思います。ペットボトルを切ったものとか、イチゴのパックとか、終わったら捨てられるものが良いです。DIYで何度も使いそうだったら、持ちやすいカップを用意しても良いと思います。

私は600ccのカップを使いましたが、そんなに量を使うことはないので、400ccのカップでも良かったと思っています。

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ワトコオイルを塗る -1回目-(20分)

木材にワトコオイルを塗っていきます。楽しい瞬間!

ワトコオイルを塗る

ちなみに、私は素手で作業しました。手にオイルが付いても洗えば落ちるので、皮膚にアレルギー等の問題がなければ素手で大丈夫と思います。

それから、においもそんなに気になりませんでした。個人差はあると思いますが、ワトコオイルはオイルのにおいが少しするくらいです。ガソリンスタンドでの給油のほうが、においは強いと思います。

次に、側面にも塗っていきます。

側面にもワトコオイルを塗る

塗りすぎると、垂れたりするので注意です…。

ワトコオイル垂れても

でも、垂れても大丈夫。刷毛でのばせば、垂れなどなかったことに。

ワトコオイル垂れても大丈夫

半分塗り終わったところです。元の木の色とかなり違うのがわかります。まだオイルで濡れているので、この時点では仕上がりより濃い色で見えます。

ワトコオイル半分塗ったところ

あまりたくさん塗ると、この後の拭き取りが大変なので、色が全体につけばいいやくらいで塗りました。

放置 -1回目-(30分)

塗り終わったら、30分放置します。木の中にオイルが入っていくのだろう。

放置1回目

オイルを拭き取る -1回目-(6分)

木の表面の余ったオイルをタオルで拭きます。古いタオルで十分です。拭いた後、このタオルは処分するので、最後の仕事です。

タオルで拭く

拭く前の木の表面にはオイルがあります。しっかり拭き取ります。

拭く前

拭いた後の木は、色が少し薄くなったように感じます。

拭いた後

そんなに多く塗ったつもりはなかったけど、タオルにオイルが結構ついていました。

汚れたタオル

この後、乾燥させるので、丁寧に拭いておくと乾燥しやすくなります。

放置 -2回目-(1時間)

1時間放置して、乾かします。

放置2回目

ワトコオイルを塗る -2回目- とウエット研磨(20分)

2回目のワトコオイル塗りをします。ウエット研磨をこれからしていくので、そんなに量は必要なく、表面が濡れれば十分と思います。

ウエット研磨をすることで、木の隙間に細かい粉が入って、表面が滑らかな仕上がりになるとのこと。

2回目の塗り

耐水の紙やすりを使ってウエット研磨をします。オイルで濡れているので耐水のものを使います。

240~400番の耐水ペーパーであれば良いです。ホームセンターで400番は品切れだったので、私は320番を使いました。

耐水紙やすり

ここらで、やや疲れているので、ハンドサンダーがあると本当に良いです。手だとしんどい…。

ウエット研磨

オイルを塗った面全体にウエット研磨を行いました。

オイルを拭き取る -2回目-(10分)

表面に残ったオイルをタオルで拭き取ります。

1回目と2回目の拭き取りでタオルはこのようになりました。

使い切ったタオル

ケチらず2本使っても良いと思いますが、1本でもなんとか拭けたと思います。

この後、最後の乾燥をするので、乾きやすいようにここでも丁寧に拭き取ります。

乾燥(24時間)

24時間以上かけて乾かします。

部屋の中にずっと置いておくと生活ができないので、バルコニーで乾燥させました。

バルコニーで乾燥

バルコニーに置くために、晴れている日にワトコオイル塗りをしました

3月のまだ寒い時期でしたが、24時間後には乾いていました。

時間はかかったけど、綺麗にできました!

イイ感じに仕上がったと思います!

ワトコオイル塗り完了

おおよその作業時間は、このくらいでした。

  • やすりがけ(1時間)
  • ワトコオイルを塗る準備(10分)
  • ワトコオイル塗り(2.5時間)
  • 乾燥(24時間)

なかなか時間がかかった作業だと思います。

でも、仕上がりは綺麗にできましたし、作業も楽しかったので、満足です!

木材のDIYをするときには、ワトコオイルを使ってみてはいかがでしょうか?

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