冬の乾燥の時期を潤してくれた加湿器。ありがとう。
4月中旬になって、湿度が低くなる日もなくなってきたので、そろそろ次の乾燥の時期まで片付けておこうと思います。
でも、収納前に綺麗に洗浄しておきましょう。
私の使用している象印のスチーム式加湿器 EE-DC50はクエン酸洗浄モードがあり、お手入れがとても楽です。
加湿器専用クエン酸「ピカポット」も販売されていますが、今回は市販の普通のクエン酸で洗浄しました。
象印のスチーム式加湿器 EE-DC50
EE-DC50 はお手入れが楽なのが良い
私が使っている加湿器は象印のスチーム式加湿器 EE-DC50。
まず、スチーム式の加湿器は良いですよね。
水を沸騰させて蒸気を作るので、菌が繁殖しにくく衛生的。
そして、蒸気があたたかいので、乾燥して寒い冬にはほんのりあたたまる効果も。
なお、象印のスチーム式加湿器は、沸騰後に約65℃にしてから加湿するので、火傷の危険もないです。
ただ、一般的なスチーム式加湿器はヒーター部分にカルキが付くので、カルキを取る掃除が大変なのが難点。
以前は象印ではない別のメーカーのスチーム式加湿器を使っていたのですが、ヒーターまわりの掃除が本当に面倒でした。
しかし!象印のスチーム式加湿器は他のメーカーとは違って、ポットと同じ構造。
そのため、他のスチーム式加湿器よりお手入れが非常に楽なのが素晴らしい製品です。
ただし、ポットと同じ構造ゆえ、水を沸騰させるまでに時間はかかります。
加湿器に入れられるだけ水を入れて使用すると、蒸気が出るまで時間がかかるのはデメリットです。
蒸気が出だすと、すぐに部屋の湿度を上げてくれはするのですが。
早く蒸気を出したい場合は、水の量を少なめにして使用しても良いのですが、そうすると頻繁に給水しないといけなくなりますね。
それでも、スチーム式加湿器の良さと、お手入れの楽さで、象印のスチーム式加湿器にして良かったと思っています。
他にもメリット・デメリットあると思いますが、私はおおよそこのように思っています。
- スチーム式で菌が繁殖しにくく衛生的
- スチーム式で蒸気があたたかく、安全性も良し
- お手入れが他のスチーム式加湿器に比べて楽
- 蒸気が出だしてからの加湿速度は速い
- 蒸気が出るまで時間がかかる
- スチーム式なので加熱のための消費電力は大きい
とても良い加湿器なので、長く使っていきたいと思っています。
なるべくキレイに使うために普段からこれはやっておこう
まずは、定期的にクエン酸洗浄をしたほうが、やはり綺麗です。
ひどく汚れる前に洗浄しちゃいましょう。
説明書には「1~2ヶ月に1回を目安にクエン酸洗浄をしてください。」と記載があります。
私は3ヶ月に1回くらいだけど…。
もうひとつは、余った水は捨てること。
給水ランプが点灯して加湿器が止まった際に、容器の中には水が少し残っています。
そこへ、そのまま水を注ぎ足さず、必ず残り湯を捨てましょう。
蒸気にカルキは含まれないので、残り湯にはカルキが凝縮されて残った状態。
捨てずに水を足すと、カルキがどんどん増えて、容器が汚れやすくなってしまいます。
- 定期的に加湿器のクエン酸洗浄をしましょう
- 加湿器使用後の余った水は必ず捨てましょう
スチーム式加湿器 EE-DC50 の洗浄
象印の加湿器用の洗浄用クエン酸「ピカポット」もあります
象印から加湿器用の洗浄用クエン酸『ピカポット』という商品が販売されています。
もちろん、ピカポットでの洗浄でも加湿器はキレイになります。
1袋には30gのクエン酸が入っています。
必要な量が小分けにされているので、量を測らず使用できるのは便利です。
説明書のお手入れ方法の説明には「ピカポットをお使いください」と記載されているので、私もしばらくピカポットを使用して洗浄していました。
市販のクエン酸で洗浄してもOK
ピカポットの成分はクエン酸(100%)と記載されているので、どのクエン酸で洗浄しても良いはずと思い、今回は市販のクエン酸で洗浄を行いました。
ちなみに私の家のクエン酸はかなり昔に購入した古いもの。印字されている期限はとうに切れています。
ずっと存在を忘れていました…。せっかくあったので、使おうかなと。
でも、使ってみたところ掃除には問題なく、ちゃんと効果があります。クエン酸は使用期限なしで掃除に使えます。
クエン酸洗浄の手順
それでは、加湿器の洗浄をしていきます。
ピカポットではなく市販のクエン酸を使うだけで、洗浄手順は説明書の内容通りに進めます。
まずは、ピカポットと同じ量の30gのクエン酸を準備。30.1gになったけど、まぁいいか。
クエン酸をぬるま湯で溶かします。
これから洗浄する加湿器の内側は、このような状態です。
3ヶ月前に一度洗浄したおかげかあまり汚れていないけど、底にカルキが見えます。
溶かしたクエン酸を容器に入れます。
満水線(ここまでの線の位置)まで水を入れます。超えてはならない線。
洗浄されるのは容器の内側だけなので、容器の口の部分などにも気になる汚れがあれば、クエン酸水を使って拭くとキレイになります。
上ぶたを閉めプラグを接続後、電源をON。
「湯沸かし音セーブ」ボタンを3秒以上押すと、クエン酸洗浄がはじまります。
洗浄中は「湯沸かし音セーブ」のランプが点滅します。
1時間20分後、洗浄完了。
説明書には「洗浄時間 約1時間30分」とあったので、だいたいその通りです。
本体が冷めたら、洗浄に使った水を捨て、容器内を水ですすげば完了!
クエン酸洗浄でキレイになりました!
洗浄後の容器がこちら。わずかに汚れが残っているものの、十分綺麗になりました。
左が洗浄前、右が洗浄後です。キレイになりました!
汚れが落ちにくい場合は、繰り返しクエン酸洗浄をしましょう。
この後、乾燥させてから加湿器を保管しました。
1シーズン洗浄しないとかなり汚れます
昨冬は2回洗浄しましたが、その前の冬は1シーズン洗浄しませんでした。
1シーズン洗浄しなかった加湿器の状態はこちら。
汚れが酷いですね。加湿器よ、すまぬ…。
このくらい汚れても、クエン酸洗浄するとキレイになったので、ありがたい限りです。
1シーズン洗浄しなくてもなんとかなりますが、もう少しこまめに洗浄したほうが良いと思います。
クエン酸が水回りの掃除に便利!
加湿器の洗浄にクエン酸を使用することでキレイになりました!
市販のクエン酸を使用しても十分キレイになります。
冬の乾燥した時期を潤わせてくれた加湿器に感謝。また次の冬もよろしく頼みます。
しかし、クエン酸は水回りの掃除に本当に便利ですね。
どうして今まで使っていなかったんだ…と思うこの頃。
そこで、パッケージの裏に書いてあった説明をもとに、クエン酸スプレーも作ってみました。
200ccの水にクエン酸小さじ1杯を溶かし、100円ショップで購入したスプレー容器に入れています。
最近はこのスプレーを使って、加湿器の他にも掃除しています。
お風呂の水垢やトイレの便器、キッチンシンクの洗浄にも効果あります。
クエン酸の粉末は一家にひとつ置くと良いですね!