特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」美しい宝石を見られる素敵な展示。美術展ナビでのオンラインチケットも便利です

当ページのリンクには広告が含まれています。
宝石展2つのブレスレットに形を変えるネックレス

私は鉱物が好きで、ミネラルショーやミネラルマルシェなどのイベントにも行っています。

今回は博物館へ宝石展を観に行ってきましたので、紹介します。数多くの宝石やジュエリーを見られるので、どなたでも楽しめると思います。

また、チケットは美術展ナビというスマホアプリで購入しました。とても便利だったので、アプリも紹介します。

目次

特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」とは

宝石展ポスター

東京の上野にある国立科学博物館での展示です。

宝石といえば、ジュエリーに付いているキラッキラの石を想像しやすいと思います。この展示では、ジュエリーはもちろん、ジュエリーに付く前のカットされた石(ルース)や、カットされる前の原石など、数多くの美しい石をまとめて見ることができます。

東京での開催期間は2022年6月19日に終了します。残りの開催期間はわずかです。

通常は17時まで(入場は16時30分まで)ですが、金曜日と土曜日は夜間開館もあり、夜間開館時は20時まで(入場は19時30分まで)と長めに開館しています。日中に行くのが難しい人は夜間を狙うのも良いのではないでしょうか。

そして、7月からは名古屋で開催されます。2022年7月8日まで前売券が発売されています。

特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」

展示内容を少し紹介

第1章~第5章の構成

宝石展1章看板

会場内は第1章~第5章に分かれて展示がされています。

  • 第1章 原石の誕生 ~原石はどこでどのようにできるのか~
  • 第2章 原石から宝石へ ~原石はどのようにして宝石になるのか~
  • 第3章 宝石の特性と多様性 ~様々な宝石の魅力~
  • 第4章 ジュエリーの技巧 ~宝石はどのようにして宝飾品になるのか~
  • 第5章 宝石の極み

原石→宝石→ジュエリーと順番に見ていきます。

写真撮影が可能なのは1章~第4章のエリアのみです。
第5章は撮影不可です。
撮影が可能なエリアでは、写真のみ可で、動画撮影やフラッシュ使用はできません。

宝石の原石やルースの種類は豊富

まず、原石やカットされたルースなど、いろんな種類の石を見られるので、それだけで楽しいです。

石好きにはご存知の石がズラリ並んでいます。

石をあまり知らない人も、こんな石があるんだと色とりどりの美しい石を見られて楽しめると思います。

カットされたルースも綺麗ですし、原石も自然が何万年もかけて作ったと思うとロマンがあります。

自分の好きな石を探すのも楽しいですね。

展示物の中には、なかなかこの大きさは見られないという石も展示されていて、見ごたえがあります。

ジュエリーも数多く展示

ジュエリーになると石とデザインによる芸術性が高くなります。

古い時代のジュエリーから、近代のジュエリーまで、様々なジュエリーを見られます。

普段の生活では身に着けない高価なジュエリーを見て、目の保養になりました。

説明を読むと宝石のことがわかる

石を見るだけでも楽しいですが、展示されている説明も読むと理解が深まってより面白いです。

大きなトルマリン…!火成岩から見つかるのですね。

宝石展トルマリン

石の硬さを表すモース硬度の説明も、実際の石を見ながら学べます。

宝石展耐久性

ダイヤモンドはモース硬度10で硬い!

宝石展モースコード

宝石は種類ごとに展示されています。どのような分類かも、わかりやすいです。

宝石展エメラルドのなかま

エメラルドのなかまのモルガナイト。どちらもベリル(緑柱石)。

同じ石でも数種類展示されていて、石にもいろいろな表情があるのだとわかります。

宝石展モルガナイト

他にもたくさん説明があるので、勉強になります。

本で知れる内容もありますが、実際の石を見ながら学べるのは博物館ならではです。

一番面白いのは第5章

第5章エリアのテーマは「宝石の極み」。このエリアが一番面白かったです。

王族や貴族が使用していたジュエリーなどが展示されていて、豪華絢爛

特に昔のジュエリーは大きな石が贅沢に使われていて、眩しいです。そして重そう。

ジュエリーからデザインの歴史も感じながら、芸術を楽しむこともできます。

また、撮影禁止のエリアなので、撮影している人を待つこともなく、人の流れが早く、じっくり目の前で見やすいのも良いです。

撮影ができなかったので、自分で撮った写真はありませんが、公式サイトや公式Twitterでいくつか紹介されています。

こういった価値の高いジュエリーは博物館でしか実物を見られないので、このコーナーの満足度は高いと思います。

特設ショップで販売されている公式図録にも写真や解説が掲載されているので、家でも詳しく見たい人に図録はおすすめです。MARUYODOで通信販売もされています。

特設ショップではオリジナルグッズや石が販売

特設ショップでは、オリジナルグッズや、石の販売がされています。

見た目が石のチョコレートや、宝石を総柄にしたリバティプリントの巾着など、宝石展らしいオリジナルグッズが並んでいます。

しかし、2月から開催している展示のためか、私が行った6月にはオリジナルグッズに完売のものが多かったです。残念。

公式サイトで完売と表示されていなくても、特設ショップで品切で販売されていないものもあります。「こうぶつヲカシ」や「サクマドロップス」、「Ivana Helsinki(ブルーグリーン)」はありませんでした。

また、オリジナルグッズ以外に石も販売されていて、手頃な値段(数百円)から100万円以上の石まで、様々な石の購入も可能です。

休日はかなり混雑、見られるところから回ろう

私は日曜日の午前中に行きましたが、かなり多くの人が来場していました。

宝石展混雑

この人だかりの前に展示物があるので、なかなか見ることはできません

ただ、展示を順番に見る必要はなく、最前列でなくても良いなら隙間から見たりできるので、見られるところから見ていく方法も可能です

私は隙間からチラッと見るスタイルで、1時間30分ほどかけて会場を回りました。

「七つ屋志のぶの宝石匣」とのコラボで漫画での説明も

二ノ宮知子さんの漫画『七つ屋 志のぶの宝石匣』とのコラボレーションもされていました。

宝石展七つ屋志のぶの宝石匣コラボ

漫画のシーンからの抜粋による宝石の説明があって、よりわかりやすくなっていました。

宝石展七つ屋志のぶの宝石匣コラボ

コラボレーションはされていませんでしたが、市川春子さんの漫画『宝石の国』も宝石にまつわる物語です。宝石のカラダを持つキャラクターが登場します。宝石のことを知るきっかけになると思います。

美術展ナビでのチケット購入は便利でした

スマホで購入したチケットを見せるだけでスムーズ入場

チケットは美術展ナビというアプリでオンライン購入をしました。

美術展ナビチケットアプリ

美術展ナビチケットアプリ

The Yomiuri Shimbun無料posted withアプリーチ

現地の券売所でチケットを買う必要はなく、スマホでチケットを見せれば良いので、とても楽で便利でした。

さらに、購入手数料が0円だったことも使いやすかったです。

博物館の入場時間は30分ごとに区切られていて、混雑や待ち時間もなく、入場までスムーズに進むことができました

宝石展美術展ナビ

入場時は持っているチケットの画面の下部にある「入場」を押すとスタッフに提示する画面に遷移します。

操作がわからなくても、博物館のスタッフがやり方を教えてくれるので安心です。

美術展ナビに対応している展示に行く際は、また利用したいと思います。

一緒に行く人のチケットをまとめておくことも、分配も可能

アプリでチケットを分配できるのも便利でした。

宝石展美術展ナビ

例えば、3人で行くことになって1人が代表して3枚チケットを購入した場合、チケットの扱いを下記のように選べるわけです。

  • 1人が購入して、入場時に1台のスマホでチケットを提示し3人一緒に入場
  • 1人が購入して、2人へチケットを分配。入場時にそれぞれのスマホ3台でチケットを提示し入場
  • 1人が購入して、1人にはチケットを分配。入場時に1台のスマホで2人入場、もう1台のスマホで1人入場

どれでも良いことは良いのですが、選べるというのは便利だと思います。

3人で行こうと思っていたけど急遽1人行けなくなったので他の人に代わりに行ってもらおうとか、待ち合わせに15分遅刻しそうだから先に入っていてとか、何か起こった時に直接会わなくても柔軟な対応ができて良いと思います。

宝石展はいろいろな石を見られて満足できます

美しい宝石や珍しい石をたくさん見られて非常に面白かったです。

地球がこんな美しい石を作っているなんて、すごいです。

ジュエリーも、昔のものから現代のものまで、豪華かつ個性的なデザインを見られて刺激的でした。

石からも、ジュエリーからも、エネルギーを感じられて満足の展示でした。

特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」に興味がありましたら、是非観に行ってみてください。

  • URLをコピーしました!
目次