『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の主人公機ガンダム・キャリバーン。
アニメを見ていた人なら、プラモデルを作りたくなる格好良さでしたよね。
キャリバーンのガンプラは、発売直後になかなか入手できませんでしたが、しばらく待って無事に定価で購入できました。
かなり昔に何回かガンプラを作ったことがあるのですが、久しぶりに作りました。
今回のガンプラ作りでは、塗装はせずに、素組みで、気軽に作ってみました。少しスミ入れはしてあります。
面白かったので、作った時の記録をブログに残します。
ガンダムキャリバーンのプラモデル
HG 1/144 ガンダムキャリバーン
定価は2,200円(税込)です。2023年11月まで毎月再販されていたおかげで、定価で入手しやすかったです。
最近は転売などで定価より高く売られているガンプラも多いんですよね…。キャリバーンは定価で入手できて良かった!
ガンプラにはPG(パーフェクトグレード)、MG(マスターグレード)、HG(ハイグレード)など、サイズやコンセプトが異なる種類があります。
このキャリバーンのプラモデルはHGで1/144スケールです。
また、プラモデルに最初から色が付いているので、素組みでも、カラフルな配色で出来上がります。接着剤無しで組み上げられるのも作りやすいです。
箱を開けた時に、プラモデルのパーツをたくさん見ると、どのように組み上がっていくのかワクワクします。
組み立ての説明書も見やすいです。図だけでわかるようになっています。
細かいパーツが多く、ニッパーなどの工具も使用するためか対象年齢は8才以上となっています。
作ったガンプラのキャリバーン
素人の私が作ったプラモデルも、良い感じにできているんじゃなんでしょうか。
また、昔のプラモデルに比べると、動きをつけやすいと思いました。このモデルを作った人がすごいと感動するばかり。
透明なベースに設置すると浮いているような感じで飾れます。
キャリバーンらしい武器のバリアブルロッドライフルもかっこいいです。
ベースがなくても、自立することはできます。
ビームサーベルとエスカッシャン(シールド)を装備することもできます。
エスカッシャンはシールドにもガンビット(群体遠隔操作兵器)にもなるのが、またすごい。
別売りの水星の魔女 ウェポンディスプレイを2セット使用するとガンビットが飛んでいるようにディスプレイできます。ウェポンディスプレイは1セット550円(税込)ですが、オンラインショッピングサイトではこれより高く売られていたので品薄なのかもしれないです。
素組みでもガンダムらしさが感じられ、いろいろなポーズもとれて、格好良いプラモデルです!
作る過程が面白い
まずは気分を上げていこう!
アニメの映像を環境映像で流しつつ、ガンプラ作成作業すると気分が高まります。
私はAmazon Prime Videoで『機動戦士ガンダム 水星の魔女』を見ながらガンプラを作りました。
アニメのオープニング/エンディングの主題歌を流しながら作るのも良いですね!
ガンプラ作りに便利だった道具一覧
今回のガンプラ作りで、以下の道具を使いました。
- タミヤ 薄刃ニッパー
- タミヤ デザインナイフ
- wave ヤスリスティック ソフト2 細型 #600
- wave ヤスリスティック フィニッシュ 細型
- ガンダムマーカー スミ入れ用 極細ペン先(グレー)
- テッシュ
- 綿棒
- ピンセット
- カッターマット
どんな道具を使うかも、プラモデル作りの悩むところで、面白いところです。
タミヤ 薄刃ニッパー
私が使っているのはかなり前に購入したタミヤの薄刃ニッパー (ゲートカット用)(ITEM No.74035)です。
さらに先細形状に仕上げられた先細薄刃ニッパー (ゲートカット用)(ITEM No.74123)という製品もあるので、これから購入するなら先細薄刃ニッパーを使うと良いでしょう。
薄刃ニッパーと普通のニッパーを比べると、下の写真のように、かなり大きさが違います。
刃先が細く、薄くなっているので、プラモデルのゲートカットをやりやすいのが薄刃ニッパーの良いところ。
ゲートを残した状態でランナーから外し、その後にゲートを綺麗に取るようにすると失敗しにくいです。
残ったゲートを薄刃ニッパーで取っても十分綺麗になるのですが、デザインナイフや、ヤスリを使うと、より綺麗に取りやすいと思います。
タミヤ デザインナイフ
私が使用したのはタミヤのデザインナイフ(Item No. 74020)。
これもかなり前に購入したものですが、替刃が30枚付いていて長く使えます。替刃だけの追加購入も可能。
デザインナイフと普通のカッターを比べると、刃がシャープな角度になっているので、細かな部分のカットに便利です。
デザインナイフはグリップもしやすい形状で、使いやすいです。
残ったゲートを削り取るように使います。
ニッパーだとゲートをギリギリで切ろうとすると、パーツも一緒に削ってしまうことがりますが、デザインナイフだとパーツを削らずフラットにしやすいのが良かったです。
ついでに、カッターなどの刃物を使った作業時は、カッターマットがあると作業しやすいです。机などを傷付けずに済みます。他の工作や手芸にも使えるので、大きめのマットをひとつ持っていると便利です。
wave ヤスリスティック(ソフト、フィニッシュ)
デザインナイフでかなり綺麗にゲートを取れるのですが、あると良いのがヤスリです。
2つのヤスリを使いました。1つはwaveのソフト 細型 600番のヤスリスティック。
もう1つはwaveのフィニッシュ用のヤスリスティックです。
ゲートの跡を、ヤスリを使ってさらに綺麗に仕上げていきます。
ゲートが少し残っていたらグレーの600番のヤスリを使ってゲートを削り落とします。デザインナイフで綺麗にゲートが取れていたら使わなくても良さそうです。800番か1000番くらいのヤスリもあると使い分けができて、もっと良さそうと思いました。
ヤスリスティック フィニッシュには1本にグリーンの面とホワイトの面があります。
グリーン面:細かなキズを消し、半光沢仕上げ。
ホワイト面:表面をなめらかに仕上げ、つやを出す。
グリーン面を使ってから、ホワイト面を使いました。
ゲートがどこにあったかわからないくらい綺麗になりました。嬉しい。
ヤスリスティック フィニッシュ 細型は便利すぎるアイテムで、感動しました。昔はこんな便利なヤスリなかったですよね。公式サイトで調べたら2014年から販売されているとのことでした。工具の進化がありがたい。
ガンダムマーカー スミ入れ用 極細ペン先(グレー)
プラモデルを作るときには、スミ入れというプラモデルの凹線(溝の部分)などに少し暗い色を付けることによって、立体感を出すことができます。
塗装をしない素組みでも、スミ入れだけでもするとグッと良くなります。
昔は油性マーカーのマッキーの極細を使ったりしていましたが、ガンダムマーカー スミいれ 極細タイプというスミ入れ用のペンも販売されています。
色は3色あって、以下のように使い分けます。
- ブラック:濃い色のパーツに。淡い色のパーツに使う場合は強めのカッチリとした表現に。
- グレー:白などの淡い色のパーツに。やや抑え目の表現に。
- ブラウン:赤や金メッキのパーツに合う。
今回は白色が多いガンダムなので、グレーのスミ入れマーカーを使いました。
ガンダムマーカー スミ入れ用はプラパーツの上から、直接塗ることを主に設計されているそうです。素組み用のアイテムですね。
溝が細いのでどうしても色がはみ出すのですが、はみ出した部分は、ティッシュ、綿棒、ヤスリで落としました。
スミ入れした場合と、スミ入れしない場合を比べると、スミ入れしたほうが何やら立体感が出て良くなりました。
溝や凹凸のどこまでスミ入れするか悩みますが、自分で考えながらスミ入れするのも面白かったです。
スミ入れの方法は他にもあります。素組みでも塗装の上からでも、両方に使えるのはガンダムマーカー スミいれ ふでぺん 水性 ふきとりタイプやタミヤ スミ入れ塗料があります。
別のプラモデルを作るときには、これらの流し込みのタイプも試してみたいです。
ピンセットはシールを貼るのに便利
プラモデルにはパーツとして、シールも付いています。
手で貼ることもできますが、ピンセットがあるほうが貼りやすいです。
特に27番28番のシールは、武器のバリアブルロッドライフルに貼るシールだったのですが、貼る場所が細長い溝になっているので、ピンセットを使ったほうが貼りやすかったです。
私は家にあったピンセットを使いました。宝石用のピンセットだけど、問題ありませんでした。
タミヤのクラフトツールにも何種類かピンセットがあるので、これから新しく買うならこれも良さそうです。
シールには2種類からどちらかを選んで貼るパーツもあります。
目の色を緑色(2番、3番)にするかピンク色(29番、30番)にするかめっちゃ悩みました。
アニメを見ていたら、目は緑色だったので、同じ緑色にしました。どのパーツを使うか悩むのも面白いです。
久しぶりのガンプラ作り面白かった
作ったキャリバーンのガンプラが格好良くできて、満足!
完成品を飾るのも嬉しい瞬間ですが、作る過程が面白いと思います。
どんな道具を使って、どんな風に作ったら、より良く作れるか考えるのが面白いです。かけられる時間も人によって違うと思いますが、各々のやれる範囲で楽んで作れるのも良いと思います。
うまくできたと思う部分、ちょっと失敗したと思う部分、どっちも含めて、自由に作るのが面白かった!
今回はキャリバーンを作りましたが、予想以上に面白かったので、また何か作りたいと思います。今回やりながらわかったことも踏まえて、次はどうやって作ろうと考えるのも面白いですね。