私は賃貸住宅に住んでいて、ラブリコを使った壁面収納を使っています。
ラブリコとは、DIYで人気の商品で、木材に取り付けて上下に突っ張ることで、柱を作ることができる商品です。
壁に傷を付けられない賃貸住宅でも、ラブリコで柱を作ることで、DIYの可能性が広がります!
DIY初心者でもラブリコを使えましたし、壁面収納を作って良かったので、紹介します。
DIY初心者がラブリコを使って作った壁面収納はこちら
2021年12月に作った壁面収納です。初めてのDIYにしては良くできたのではと思っています!
東京の賃貸住宅は狭い上に、収納スペースがあまりなかったりします。
しかし、DIYなら部屋の形や置きたいモノに合わせて、棚の配置などを調整できるので空間を無駄なく使えるようになりました。
自分で収納スペースを作ることで生活をより良くできますね!
震度4の地震でも大丈夫でした。でも点検は大事!
2022年3月16日の夜に地震(地震情報 : 詳細情報(気象庁))がありました。東京は震度4が観測されました。
しかし、ラブリコで設置した柱が地震で倒れることはありませんでしたし、置いてある荷物も大丈夫でした。
この日は大きくて長めの地震でしたが、ラブリコは大丈夫でした。安全ですね!
しかし、定期的な点検は大事です。
製品をより長く、安全・安心にお使いいただくためにも、お客さまご自身による定期点検を行っていただきますようお願いいたします。
【長期ご使用製品の点検のお願い】(平安伸銅工業)
公式サイトにはパーツの定期確認をするように記載されています。
また、説明書には週に1回程度、調節ネジを確認してくださいとあります。(私は1ヶ月に1回、調節ネジが緩んでいないか確認しています…。週1回ではなく、すみません。)
定期点検の他にも、地震の揺れにより柱のズレやネジの緩みが発生する可能性がありますので、地震の後は必ず点検すると良いと思います。
緩んでいたら、ネジを上から見て時計回しの方向に回して締めます。
壁面収納に使用したパーツ類の紹介
私は以下のパーツを使用しました。参考までに、紹介します。
ラブリコ 2×4アジャスター
柱を3本立てましたので、ラブリコも3つ買いました。
私は色をブロンズにしましたが、色は全5色あるので、部屋で使いたい色を選ぶと良いと思います。
最寄りのホームセンターよりAmazonの方が安かったので、私はAmazonで購入しました。
2×4(ツーバイフォー)木材
2×4木材はホームセンターで購入しました。
8Ft(8フィート、約2440mm)の2×4木材を天井の高さに合わせてホームセンターでカットしてもらいました。
ラブリコ 2×4アジャスターの説明書に天井の高さから95mm短い2×4木材を用意とありましたので、その通りにしました。
家の天井の高さが2400mmでしたので、2400-95=2305mmにカットしてもらいました。
つまり、38mm×89mm×2305mmの木材を3本準備しました。
誤差が出るなら短いより長いほうが良いと思います。調節ネジから天井までの高さの余裕から、数ミリ長くても大丈夫だと思います。
2×4木材はホームセンターで購入するのが一番安く済むと思いますが、ネットで購入もできるようです。近くにホームセンターがない場合や、運ぶのが大変な場合は、利用するのも良いのではと思います。
棚板用 パイン集成材
棚板は2枚、設置しました。
ホームセンターでパイン集成材をカットしてもらいました。長さ700mm、幅400mm、厚さ15mmの板を2枚準備しました。
長さや幅は、置きたい物が決まっていたので、それに合わせて決めました。私の場合、上の方に棚板を設置する予定でしたので、置くものは軽くなるようにしています。棚板の上には鞄や、とっておきたい空箱を置いています。厚さは置く予定の物に合わせて調整されると良いと思います。私の場合は軽いものしか置かないので、そんなに厚さは必要ないと考えました。
最寄りのホームセンターでは厚さが15mmか20mmのパイン集成材が販売されていたので、板が軽くなる15mmを選択しました。
なお、棚板が片方だけ柱の位置より長く飛び出ているのは、コンセントがあって、端の方に柱を立てられなかったためです。
塗装用 ワトコオイル
木材にはワトコオイルを塗りました。
何も塗らなくても壁面収納を作ることはできます。
しかし、ワトコオイルを塗ると色が変わって、手触りも良くなると思いますので、お好みで塗ると良いと思います。
色は全8色あり、私はダークウォルナットを使いました。
初心者でも簡単に、綺麗に塗れました。
ワトコオイルも、最寄りのホームセンターよりAmazonの方が安かったので、私はAmazonで購入しました。
棚柱用 ロイヤル チャンネルサポート
パーツはロイヤルのものを使いました。ロイヤルはパーツがたくさんあってすごいです。
棚板やハンガー用の棒の位置を調整できるように、ロイヤルの棚柱(ガチャ柱)を使うことにしました。
棚柱の空いている穴に、棚板のパーツなどを差し込んで使います。
シングルとダブルがありますが、シングルで良いのではと思います。
私は真ん中の柱だけダブルにしました。真ん中がダブルの棚柱だと、ダブルの棚柱の右側と左側に同じ高さで棚板をつけたり、高さが近すぎる場合でも左右で干渉しない使い方ができます。しかし、私は結局そのような使い方はしませんでした…。ダブルだと拡張性はあって良いと思います!
私はシングル900mm、ダブル900mm、シングル600mmを使いました。
ロイヤルのパーツは種類がたくさんあって、長さや色も選べるので、カスタマイズしやすいです。
棚柱用 ロイヤル チャンネルサポートのビス
棚柱用のチャンネルサポートを柱に付けるためにはビスが必要です。
棚柱のチャンネルサポートにはロイヤルのビスを使いました。
棚柱900mm(2本)には6個ずつ、棚柱600mm(1本)には4個使用しましたので、私の場合は計16個のビスが必要でした。ビスは予備分も含めて準備しておくと安心です。
ハンガー掛用 ロイヤルパーツ
ロイヤルのパーツを使ってハンガーを掛けられるようにしました。
ロイヤルのパーツを使うことで簡単に取り付けられました。
洋服を8~9着かけてますが、問題ないです。
バーは直径25mmにしました。ハンガーをかけやすく、強度も問題なさそうです。収納スペース等に設置されているバーはもう少し太い場合もありますが、私は25mmで十分でした。
バー1本と、ハンガーブラケット2個、キャップ2個を購入しました。
棚受用 ロイヤルパーツ ブラケット
棚の下面にロイヤルの棚板用ブラケットをつけました。
右側用と左側用がありますので、取り付け時は注意です。
棚板は2枚ですので、右側用2個、左側用2個を購入しました。
棚板用ブラケットの長さは棚板の奥行きの60%くらいあれば十分です。
この棚板の奥行きが400mmですので、400mm×60%=240mm になります。
これより少し長い250mmのブラケットを使いました。
左右セットで購入したほうが安い場合もありますので、購入時に確認ください。
棚受用 ロイヤルパーツ ブラケットのビス
棚板用のブラケットを付けるためにもビスが必要です。
このビスは棚板の厚さに合わせて、選ぶと良いです。
棚板用のブラケットのビスはホームセンターで購入しました。そんなに本数は必要なかったので、少量を買いやすいホームセンターにて。
棚板用ブラケット250mmにはビスを左右2個ずつ使います。棚板2枚にそれぞれブラケットを左右に付けたので、計8個のビスが必要でした。こちらも、ビスは予備分も含めて準備しておくと安心です。
私はYAHATA(八幡)のステンなべタッピング 3.5×12mm(太さ×長さ)を使いました。問題なく使えていますが、使った後に4mmの太さほうが頭の部分が大きくて安定しそうと思いました。
また、私の使った棚板の厚さが15mmでしたが、ブラケットの金具の厚さが2mmくらいあるので、16mmの長さでも問題ないと思いました。
YAHATA(八幡)のねじを使う場合は4×16mmがブラケットに良いのではと思います。
なお、棚板用ブラケット用のロイヤルのビスもあります。長さは16mmです。こちらを使っても良いと思います。
注意が必要だったこと
耐えられる重さに注意
ラブリコのタイプによって、壁面収納の耐えられる重さが変わりますので、注意が必要です。
ラブリコ 2×4アジャスターの説明書には柱に対し片側に荷重がかかる場合は20kgまでと記載があります。
私の場合は、3本柱がありますので、60kgまででしょうか。
棚板やパーツも含めた重さです。あまり重くなり過ぎないように気を付けました。
また、私の場合は上の方にのみ板や荷物があるので、バランスが良くないかもしれないです。置く物が重くならないように使っています。
安全のためには、説明書を確認して正しい利用が必要ですね。公式サイトのアジャスターはどれぐらいの重さに耐えられますか(ラブリコよくあるご質問)も参考になります。
天井と壁の間に少し隙間ができる
天井と床で突っ張る仕組みなので、天井と壁の間に隙間が少しできました。
ラブリコを設置する前はこんなに隙間はなかったと思います。
隙間は1mmくらいなので大丈夫かなと思っていますが、退居時にどうなるか心配です…。
天井がなるべく強い部分に設置すると良いと思います。
まとめ
賃貸住宅の収納スペースが小さくて、ちょうど合う家具もない状態でしたが、ラブリコで壁面収納を作って、無駄なスペースなく物を整理することができました。
地震が起きたらどうなるのだろうと思っていましたが、震度4の地震では大丈夫でした。
また、DIYに使えるいろいろなパーツがあって、何を使うか考えるのも楽しかったです。
作った壁面収納があまりにも便利なので、現在、もう1箇所にラブリコでDIY中です。完成したら、また紹介したいと思います!