年末、富山帰省中に、気になっていた一番町珈琲に行ってきました。
知人がSNSでこのお店のコーヒーを投稿をしていたのを見て、行ってみたかったのです。
お店の場所は、デパートの富山大和の近くです。大和で開催していた『ときめきトゥナイト展』の後に行ってきました。
一番町珈琲店
お店の場所は富山大和の斜め前
お店の場所は富山大和から交差点を挟んだ斜め前。
お店に入るには階段を数段登る必要があります。足の具合が悪い場合は、ちょっと大変かも。
2022年10月にオープンしたお店です。
住所が一番町(いちばんまち)だから、一番町珈琲というお店の名前なんですね。
このあたりは、近くの町の名前から、総曲輪(そうがわ)とか、西町(にしちょう)とか呼ばれます。
昔は総曲輪といえば賑やかな商店街でしたが、大型ショッピングセンターの登場後は、以前ほど賑やかではなくなってしまいました。やっぱり郊外の車を無料で駐車して買い物ができる大型ショッピングセンターに行ってしまいますよね。総曲輪の駐車場は有料ですから…。
総曲輪がもうちょっと賑やかになると良いなと思っているので、お店を応援したくなります。
店内の様子
店内にはカウンター席が3席と、2人くらいで利用できるテーブル席が3つと、1人で利用できそうなテーブルが1つありました。やや狭めのお店です。
店内でコーヒーを飲むこともできるし、持ち帰りでコーヒー豆などを買っていくお客さんもいらっしゃいました。
なお、お手洗いはお店の下の階の洋服店内のトイレを使うのだそうです。和式だったので、洋式のトイレのほうが良い人は他の場所でトイレに寄ってからお店に来ると良いでしょう。
一番町珈琲のコーヒー
「一番町珈琲のコーヒー」の説明が壁に書いてありました。
サスティナブルコーヒーの豆を使っているとのこと。サスティナブルコーヒーとは何ぞと思ったのですが、お店のかたがKNBラジオに出演されたときのインタビューを聞きました。
サスティナブルコーヒーとはコーヒー豆を作る過程が現在にも未来にも貢献している豆のことのようです。作る人たちの環境、暮らしも守るような作り方をしているコーヒー豆とのこと。なるほど!
黒板には「詳しくはおたずね下さい。い~~っぱいお話します。」と書いてありました。気軽に話しかけて良いお店のようですね。
お水は石倉町の水を使っています。ここの水でコーヒーを淹れると美味しいんですよね。私は石倉町の龍のほうではなく、泉町の鯉のほうを利用してますが。どちらも人気の名水ポイントです。
そして新鮮なコーヒーにもこだわっていらっしゃいます。
コーヒーを注文してから焙煎をしていました。お店の中央にある焙煎機が格好良い。
そして、壁に貼られているお絵描きも上手。
焙煎の様子を見てるだけで面白いです。お店のInstagramに焙煎中の動画もあります。
コーヒーを待っている間に壁に貼ってあった「知って得するコーヒー・パワー!」も読みました。
コーヒーは秘薬だったのだ!
本当に効果があるかわからないけど、せっかく飲むなら身体に良いことあるかも〜と思って飲むと、良いことがありそうな気がします。
メニューにはルーマニア料理もある
焙煎珈琲にはラスラハス、ラスブレンド、一番町ブレンドがありました。どれもサスティナブルコーヒー。壁に貼ってあった新メニューのルーマニアコーヒーも気になります。
コーヒービールカクテルや他のドリンクもあるので、お酒が好きな人やコーヒーを飲めない人とも一緒に来られます。
そして、メニューにルーマニア料理があるのは特徴的!
奥様がルーマニアご出身とのことで、ルーマニアの料理があります。
ルーマニア伝統焼菓子のクルトシュ、ルーマニア版チーズケーキのパスカ、ルーマニアの豚肉料理のミチ、ルーマニアの国民食のサルマーレなどが書かれています。どれも食べたことがないから、興味ありです。
ランチのコーヒーライス定食は富山のお米の富富富(ふふふ)がコーヒーで炊かれているらしい。どんな感じなんでしょう。これも食べてみたいです。
そして、『ときめきトゥナイト展』に行った後だったので、登場人物のダーク=カルロはルーマニアの人だったなぁなどと思いを馳せるのでした。
ブレンドコーヒーとクルトシュをいただきました
- 一番町ブレンド 500円(税込)
- クルトシュ 350円(税込)
一番町ブレンドと、お菓子のクルトシュをいただきました。
コーヒーカップは大きめで、ゆっくり珈琲休憩ができます。
一番町ブレンドは、麻薬撲滅に貢献するタイ産コーヒーと、世界の食糧事情改善に貢献するブラジル産コーヒーのブレンドとのこと。
コーヒーの味はすっきりしているけど、あとから少し苦味がくる、飲みやすいコーヒーでした。
味も、世の中にも良いコーヒーです。
そして、コーヒーと一緒にいただいたのが、ルーマニアの伝統お菓子のクルトシュ。
クルトシュってバームクーヘンのご先祖様だったのですね(諸説あるようです)。
お店のInstagramを見ると、こんな感じで焼かれているみたい。
棒に巻き付ける焼き方はクルトシュとバームクーヘンは似てますね。だから、真ん中に穴が空いているのか。
でも、クルトシュの層はバームクーヘンのように厚くなくて、生地はしっかりしています。
食べてみると、結構モチモチした食感で、外側は甘くてサクサクした感じ。美味しいお菓子です!
コーヒーと一緒にいただくのに丁度良いお菓子でした。アイスクリームと一緒にいただいても美味しそうです。
他のルーマニア料理もいただいてみたい
珈琲も美味しかったし、ルーマニアのお菓子のクルトシュもとても美味しかったです!
ルーマニア料理が食べられるお店はなかなかないので、ありがたいですよね。他のルーマニア料理もいただいてみたいです。
富山に帰省して総曲輪付近に行った際には、また行きたいと思います!
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