北海道 札幌へ2泊3日で旅に行ってきた(1日目)

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札幌もいわ山ロープウェイ ロープウェイからの景色

2024年7月14日~16日、2泊3日で札幌旅行に行きました。

過去に札幌へ行ったことがあるのは、自分の記憶がほぼない幼少期の頃。写真には、札幌で何やら姉に泣かされている幼き日の私の様子が残っていましたが、その悲しさも憶えておらず、なんという写真が残っているのだという思いのほうがあります。そのくらい、札幌に行くのは久しぶりです。

今回、札幌に行くきっかけをくれたのは職場の札幌出身の友人。この時期に札幌に帰省するから遊びに来たらいろいろ案内してくれるとのこと。

よく知らぬ地を楽しむには、やはり地元の人のオススメに行くのが一番ですよね。ということで、私は札幌に行くことにしたのであります。

自分では全く予定を立てることなく、友人のオススメを巡るという旅。おかげで札幌を満喫できました。この思い出をブログに残しておこうと思います。

目次

札幌旅行 1日目の概要

1日目は遅めのスタートで、羽田空港12:50発の飛行機に乗り、新千歳空港へ向かいました。

スタートが午後なのもあって、1日目は遅めの時間まで出かけますよ~と言われていた1日目はこんな感じ。

2024年7月北海道札幌旅行1日目

円山公園付近を散策です。なお、円山公園には行っていないです。時間がなかった…。

1日目は円山公園付近を巡る

AIRDOの飛行機で新千歳空港へ

AIRDO 機内ドリンク

飛行機はAIRDO。

AIRDOは5月にDOセールという運賃額のセールをしていたので、少し安く飛行機に乗ることができました。各航空会社はたまにセールを行っていて、旅行のキッカケになりますね。

しかし、あまり良い時間の飛行機が空いていなくて、1日目の私の新千歳空港到着が14:30になってしまった。朝早く起きなくて済んだので良しとしよう。

AIRDOといえば、白くまのキャラクターのベア・ドゥがかわいい。機内のドリンクのカップにも描かれています。選んだホタテのスープが美味しいくて、お土産にスープ買いたくなりましたが、旅は始まったばかりでお土産はまだ早いと冷静になった自分を褒めつつ飛行機に乗っていました。

そして、新千歳空港着。羽田から飛行機に乗っている時間は1時間40分ほど。意外と北海道は行きやすい場所ですね。新千歳空港の到着ロビーに出ると何やら美味しい香りが。吉野家だ!吉野家の店舗がある。私の北海道の最初の印象は吉野家の香りとなりました。

宿は新札幌駅近くに予約していたので、まずJRで新札幌駅へ移動。どのエアポートに乗っても新札幌駅には停まると教えられていたので、適当に電車に乗って新札幌駅に向かいました。わかりやすい教えに感謝。

新さっぽろアークシティホテルに宿泊

札幌への旅行者は札幌駅近くに宿をとることが多いみたいですが、私の友人の実家からは新札幌のほうがアクセスが良いらしいので新札幌駅近くの宿にしました。ここなら、車で出掛ける日は迎えに来てくれるらしい。

新札幌は札幌駅まで電車ですぐに行けるし、札幌に比べるとやや静かなので、新札幌で宿泊するのも有りと思います。友人からは東京の人向けの説明として、新札幌は東京の立川みたいな感じと言われた。なるほど。

宿は新さっぽろアークシティホテル。JR新札幌駅から直結なので移動が楽なのも良かったです。

部屋のベッドは広くて休みやすかったです。幅140㎝サイズ。横向きでも寝られるぞ。

新さっぽろアークシティホテル客室

コンパクトな部屋ですが、カウンターデスクとミニテーブルもあり便利でした。それから、アメニティは充実していたし、空気清浄機もあって快適でした。

ホテルの詳細を見る
ホテルの詳細を見る
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JR新札幌駅からは直結の近さですが、少し歩けば地下鉄の新さっぽろ駅も利用できます。ホテルから近いのは8番出口。

新さっぽろアークシティホテル 地下鉄からは8番出口

ちょうど最近、ゲームの8番出口が流行っていたので、番号を覚えやすかったのも良かったです。まさか新札幌でリアル8番出口ができるとは。異変なしですぐ脱出できるけど。

地下鉄東西線で移動

ホテルでチェックインした後、ロビーに友人が迎えに来てくれていました。神対応か。

ここから友人と一緒に行動です。地下鉄の東西線で円山公園駅に向かいます。

札幌地下鉄東西線

新さっぽろ駅は東西線の始発駅なので、確実に座れて楽であります。

東京の地下鉄の東西線は水色だけど、札幌の地下鉄の東西線はオレンジ色。私の頭が混乱して面白い。

札幌地下鉄東西線

そして駅の名称が18丁目とか数字が大きい。何丁目まであるんだろう。どうやら、北海道は条丁目制だから丁目の数字が大きくなるようです。なるほど。数字で管理するのは、わかりやすくて好きです。もし私にも子供がいたなら、名前を早く生まれた順に一、ニ、三…などにしたと思う。

六花亭 円山店でおやつを購入

六花亭 円山店

私は六花亭のお菓子が好き。六花亭のオンライン通販で買うくらい好きです。販売されている「通販おやつ屋さん」は季節の詰め合わせのお菓子なのでオススメです。

好きな六花亭の店舗に早速連れて行ってもらい、おやつを探す我々。

店舗に来たなら、普段購入が難しい冷蔵商品や季節のお菓子を食べてみたくなりますよね。

六花亭 円山店

しかし、これからまだ外出は続くので冷蔵商品は断念して、季節のお菓子を自分用に購入。後でおやつでいただくのだ。

六花亭 円山店

店舗ではバラでお菓子を購入できるのも良いです。お土産店だとたくさん入っていたり、セットになっていることが多いですよね。バラでいくつか気になるお菓子を食べてみて、気に入ったお菓子をお土産にするのも良いと思います。

私はこの日買ったお菓子のうち「いつか来た道」を翌日お土産として買うことになります。季節限定のお菓子で、クリームを見直して再登場したらしい。童謡の「この道」の歌詞の一部がお菓子の名前になっているのも素敵だと思う。

六花亭 いつか来た道

日曜日のクッキー。で北海道素材のクッキーを購入

日曜日のクッキー。看板

次もお菓子屋さんに行く我々。友人が前に帰省した時にテレビで紹介されていて行ってみたかったそうだ。

お店の名前は日曜日のクッキー。ちょうどこの日は日曜日だったので、良いではないか。

日曜日のクッキー。外観

このお店は北海道の素材にこだわって手作りしたやわらかいクッキーを販売しているとのこと。

日曜日のクッキー。看板

クッキーの名前が「どや顔ガトーショコラ」「さみしがり屋のストロベリー」などで面白い。味で選ぶもよし、名前で選ぶもよしです。

ご当地コンビニ セイコーマートへ行く

北海道といえばご当地コンビニのセイコーマート。地元民はセコマと言うのだな。ファミマみたいに地方によって発音が変わりそうな略称。

セイコーマート

どこかに行くときに、セイコーマートがあったら行くという計画だったようだ。

セコマのオリジナル商品はいろいろありましたが、私が気になったのは麺類です。税込で138円で買えるとは激安!

セイコーマート パスタなど

ナポリタン、ペペロンチーノ、カルボナーラ、ミートパスタ、焼きそば、焼きうどんと種類もある。ピリ辛ザンギ焼きそばはさすがに170円(税込)だけど、すべて100円台で購入できるの最高ですね。毎日これのローテーションでも生きていけそう。

しかしこの時、夕方の17時…夕飯の時が近いので実食は断念。

森彦本店で珈琲を飲む

森彦本店 外観

そして、ここは私が行きたかった森彦本店。

何度か森彦の珈琲をお土産でいただいていたので、お店で珈琲を飲んでみたかったのです。

お店は路地裏にあるので、行くつもりで行かないと行けないと場所だと思う。

本店は古い木造家屋がお店になっており、店内の居心地が良いです。1階と2階に席があったけど、せっかく初めて来たなら2階の席のほうが良いと思うと友人が勧めてくれました。

森彦本店 店内

窓から見える景色はツタの葉でいっぱい。夏らしい緑は綺麗でした。季節によって見える景色も違うのだろう。友人は冬の雪景色のほうが良いかもと言っていました。

私は本店限定の珈琲、森の雫をいただきました。913円(税込)。

森彦本店 森の雫

本店だけのスペシャルブレンド。モカ、マンデリン、コロンビアが使用されているとのこと。やっぱりお店でいただく珈琲は美味しいですね。

ちなみに友人はカフェインがだめな人なのだけど、私の珈琲欲に付き合ってくれる良い人であります。メニューには書いてなかったけど、ノンカフェインの珈琲があるか聞いたら、出してくれました。店員さんも親切。

そして、森彦では彦割をやっているそうだ。

森彦本店 彦割

名前に彦が付く人は50円引き、森彦と完全一致の場合は100円引き。彦の付いた名前に改名したくなります。

お土産にドリップ珈琲も購入。珈琲好きにはご当地珈琲が嬉しいんですよね。

森彦珈琲 お土産 ドリップバッグ

レストランととで夕食

札幌 円山公園 レストランとと

夕食はレストランとと。イタリアンのお店です。友人が予約してくれていました。完璧すぎる。

海鮮料理もあるお店のようで、店頭の看板には魚のイラストと営魚中の文字が。

札幌 円山公園 レストランとと 営魚中

古民家がお店になっており、建物に趣があります。

札幌 円山公園 レストランとと 店内

レコードやピアノなどの楽器も飾られている。好きなものをいろいろ飾っているようです。

札幌 円山公園 レストランとと 店内

メニューはお酒も充実していますが、そんなにお酒を飲まない我々はノンアルスパークリングをいただきました。グラスで700円(税込)。

札幌 円山公園 レストランとと ノンアルスパークリング

食事はピザとパスタを注文しましたが、作るのに時間がかかるようなので、前菜も注文しました。

かつおのタタキとクリームチーズ、とびっこのタルタル。680円(税込)。美味しかったので注文して良かった。

札幌 円山公園 レストランとと かつおのタタキとクリームチーズ、とびっこのタルタル

ピザはハーフ&ハーフに。海の幸ジェノベーゼ風味と、クワトロフォルマッジはちみつ添え。1,700円(税込)。魚介を扱うお店のようなので海の幸のピザは食べておきたく。具材はエビ、イカ、タコ、ホタテ、アサリ、ムール貝と盛りだくさんです。

札幌 円山公園 レストランとと ハーフ&ハーフ 海の幸ジェノベーゼ風味とクワトロフォルマッジはちみつ添え

パスタは鴨サルシッチャと夏野菜のトマトソースパスタ。1,780円(税込)。北海道産小麦100%のフィットチーネなのが良い。

札幌 円山公園 レストランとと 鴨サルシッチャと夏野菜のトマトソースパスタ

身体が野菜を欲していたので、このパスタにしましたが、一番人気はズワイガニのトマトクリームパスタらしいので、蟹を食べたい場合はそちらにすると良いと思います。

二人で食事するならこのくらいの量がちょうど良さそうです。お店の雰囲気も良く、美味しいディナーでした。

お店を出ると少し暗くなってきていました。明かりが灯る古民家の雰囲気も良いですね。

札幌 円山公園 レストランとと

この後、西線6条停留場から市電に乗り、藻岩(もいわ)山ロープウェイで夜景を観に行きました。

もいわ山山頂へ札幌の夜景を観に行く

市電に乗りロープウェイ入口にて下車。市電も交通系ICで支払いができて良かった。初めて乗る交通機関って、支払い方法が謎で緊張します。

停留場の近くから、もいわ山ロープウェイへの無料シャトルバスが出ていましたが、満席だったので歩いて行くことに。歩いても10分くらいで着いたので、そんなに遠くはなかったです。植物の良い香りが風に運ばれてきて、歩くのも良かったです。

辿り着いたロープウェイ山麓駅の入口にこんな看板が。札幌市は日本新三大夜景の都市らしい。新旧があるのか。も!

札幌もいわ山ロープウェイ

全国の夜景観光士による投票に基づき、集計結果から上位三都市を『日本新三大夜景』と認定している。

日本新三大夜景 | TOP

日本新三大夜景は、投票により三年に一度更新しているようで、現在の日本新三大夜景は北九州市、札幌市、長崎市とのこと。

調べてみると、日本新三大夜景の他、昔からの日本三大夜景(函館、神戸、長崎)や新日本三大夜景(山梨、奈良、北九州)もありました。夜景が綺麗なところはたくさんあって3つに絞るのは難しそう。きっと全部美しいのだろう。

そこここにいた黒色のキャラクターは、もーりすという名前のマスコットキャラクターとのこと。耳が長いからうさぎかと思いきや、エゾリスでありました。たしかにエゾリスも耳の毛が長いですね。

札幌もいわ山ロープウェイ もーりす

目がイッてるキャラクターって可愛いんですけど、触られないように置かれている鎖がもーりすを拘束しているようで、もーりすの見た目の良さを上げています。素晴らしい。一気にもーりすの好感度が上がりました。

さて、山頂へ行くには、ロープウェイとミニケーブルカーを乗り継いで行くのですが、大人は往復で2,100円(税込)です。

そして、この日は翌日が祝日のためか、かなりの人がいました。チケット売場まで長い行列ができていて、施設到着からロープウェイに乗るまで約1時間かかっています。友人は、こんなにここに人がいるのを初めて見たと語る。

しかし、やはりロープウェイに乗って上昇する時は、気分も上昇します。ワクワクが止まらねぇ。

札幌もいわ山ロープウェイ ロープウェイからの景色

ロープウェイに5分ほど乗っていると中腹駅に着きました。次はミニケーブルカーに乗って山頂駅へ向かいます。

中腹駅にももーりすが。桃色のタイプもいるのだな!横から見ると尻尾がまんまるなのもカワイイです。

札幌もいわ山ロープウェイ もーりす

ミニケーブルカーまでの行列の途中にはアイヌ民具の展示もあり、待ち時間はあまり気にならず。アイヌの道具や衣装は良いなぁ。

札幌もいわ山ロープウェイ 中原駅のアイヌ民具展示

中腹駅に着いてからミニケーブルカーに乗るまで約20分待ち。ミニケーブルカーは約2分乗って山頂駅に到着です。

ようやく到着した山頂駅。施設に着いてから到着まで約1時間半でした。休日の前日に夜景を見る場合は、時間の覚悟が必要そうです。

展望台からの夜景も美しかったです。見る高さが変わると、景色の見え方が変わるのは面白いですね。

札幌もいわ山ロープウェイ 山頂駅展望台からの景色

美しかったけど、展望台に人がいすぎて、あまりゆっくり夜景を観ることができなかったのは少し残念。夜景というより、展望台の柵沿いの人々を見ているような感じでありました。

例えば、渋谷の展望台は予約制で売切になったら販売終了の仕組みなのだけど、それだと並び時間ないし、人が多すぎにならないので、そういったシステムを導入できると快適になるかもしれないですね。

もしくは、もいわ山の山頂駅にはレストランがあるので、そこで食事するという大人の選択も良いかもしれないです。レストランを予約していると優先されて山頂に行けるらしい。レストランから夜景をゆっくり眺めるのも良さそうです。

それから、山頂駅にはお土産ショップもあり、もーりすグッズがたくさんありました。欲しくなる。

札幌もいわ山ロープウェイ 山頂駅お土産ショップ

しかし、このお土産ショップは21:30まで。私たちがお土産ショップに到着したのは21:27だったので、時間がない!そして店員さんが明らかに「こんな時間に来るんじゃねぇ、もうすぐ閉店なんだよ」という嫌そうな態度である。

お土産を見るのはやめておくかと思ったのだけど、札幌出身の友人は「札幌民は感情が表情に出るだけなんで、大丈夫ですよ~」と語り、もーりすアイテムを確実に購入していました。札幌民、強いぜ。

その後、帰路もミニケーブルカーとロープウェイで戻るわけですが、こちらもやはり長い行列ができていました。果たして我々は終電に間に合うのかというドキドキを最後に堪能して1日目終了です。どうなるかわかならくて、夜景より面白かったです。なお、終電にはちゃんと乗れました。

また、予定ではこの日、もいわ山ロープウェイの後に〆パフェたる札幌の定番行為をするつもりだったのですが、もいわ山があまりに混んでいて時間がなくなったため、行けなかったのは無念でありました。パフェ用にお腹空けておいたんだけどな!

2日目に続く。

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