大喜 根塚店は富山の味がする老舗のラーメン屋。ブラックラーメンのおすすめ店です

富山県富山市にある大喜（たいき）根塚店は昔からあるラーメン屋さんです。

ご当地ラーメンが流行ってからは「富山ブラック」とも言われるようになりました。

私は幼い頃から大喜 根塚店に連れてきてもらっていて、富山に来ると食べたくなるラーメンです。

美味しい富山のラーメンなので紹介します。

大喜 根塚店のチャーシューラーメン

ラーメンはチャーシューラーメンのみ！

チャーシューラーメン小を注文しました。

「富山ブラック」の中だと、スープはそれほど黒くありません。2000年頃から「富山ブラック」という言葉が出てきたと思いますが、大喜 根塚店のラーメンはそれより何十年も前からあります。昔からずっと変わらぬ美味しさのラーメンなので、黒さには拘らなくて良いと思います。

味は、醤油によるしょっぱさが強いラーメンです。かつ、昔ながらの中華そばっぽさもあります。

そして、黒コショウがラーメンをさらに美味しくしてくれます。

また、そのままの味で美味しいと思いますが、濃いめや薄めの注文も可能です。

それから、この塩辛さがライスによく合います。ライスも付けるのをオススメします！白いご飯を一緒に食べたくなります。ライス小があると嬉しいんだけどな…。

箸は器の上に置かれて運ばれてきます。レンゲは付いていませんが、お店にはあるので必要だったら出してもらえます。

麺は太めです。

塩辛いスープが絡んで食べごたえあります。濃い味のラーメンが好きな人はきっと好きです。

ラーメンの上には薄めのチャーシューがたくさんのっています。

おかげで、チャーシューを食べられる回数が多く、嬉しくなります。

疲れててエネルギーを欲する時は特に美味しく感じられるラーメンです。

大喜 根塚店について

お店の様子

綺麗な建物です。モダンな和。

駐車場があり、12台ほど停められます。お昼の時間は混雑していることが多いです。

店内も綺麗です。

夕方の16:40だと空いてました。

椅子席も座敷もあります。

お水はセルフサービスです。

席で注文し、食べ終わったらレジで会計します。

伝票はなく、そのままレジへ。お店のほうで注文内容はメモをされていました。

おみやげや宅配便の注文もレジで受け付けてくれます。

大喜について

このスープが黒めでしょっぱい味が特徴の「富山ブラック」のようなラーメンは、最初は大喜しかなかったようです。なにせ創業は1947年（昭和22年）。

後に、他にも黒くてしょっぱいラーメンを出すお店が増え、総じて「富山ブラック」と呼ばれるようになりました。1990年代から特に増えたようです。

それで、大喜は「富山ブラック」の元祖と言われています。

その大喜も、元々は西町の本家の大喜と、そこから暖簾分けした分家の大喜 根塚店がありました。

しかし、2000年（平成12年）に西町の大喜のマスターは引退、権利は飲食店経営会社に移り、「西町大喜」という名前になりました。

そして、今や、西町大喜と大喜 根塚店は別物のラーメンになっています。

元々のオリジナルの大喜のラーメンを食べるなら、大喜 根塚店をオススメします。

「富山ブラック」はどのお店も美味しいと思いますが、昔ながらの富山のラーメンとして、大喜 根塚店で一度食べてみるのも良いと思います。

ずっと変わらず美味しいラーメン

東京ではこのラーメンを食べられないので、大喜のラーメンを食べると富山に来たなと思います。

人によっては、塩辛すぎるラーメンかもしれません。

しかし、塩辛さに衝撃を受けても、美味しくてまた食べたくなるラーメンです。

そして、富山の地元の人には長く愛されているラーメンです。私も大好きです。

富山に訪れることがあったら、富山グルメとして食べてみてはいかがでしょうか。