2023年4月に開催された『KNOTFEST JAPAN 2023(ノットフェス ジャパン 2023)』に行ってきました!
KNOTFESTとはロックの音楽フェスで、アメリカのメタルバンド『Slipknot』をはじめ、激しい曲を演奏するアーティストが多数出演します。
「メタルはうるさくてあまり聴かない」という人もいると思いますが、メタルも良いですよ。
激しい音楽により自分の中の何かが目覚めます!眠くても目覚めます!
そして、メタルを上手く演奏できるバンドは超絶に技術も高いので、素晴らしい演奏を聴くのも楽しみのひとつです。
私は4月1日のDAY1のみ参加しました。
DAY1では特に『In Flames』と『Slipknot』が格好良く感じたので、この2つのバンド紹介もします。
KNOTFEST JAPAN 2023
KNOTFESTとは
アメリカのメタルバンド『Slipknot』が主催するロック・フェスティバルです。
最初のKNOTFESTは、2012年にSlipknotの出身地であるアメリカのアイオワ州で開催されました。
その後、アメリカのみではなく、日本、メキシコ、コロンビア、フランス、ドイツ、フィンランド、ブラジル、チリ、オーストラリアなど世界中で開催される人気イベントとなりました。
日本では2014年、2016年に開催されており、2023年は3回目です。
ついに、ついに、ついに開催
このKNOTFESTは2020年3月に開催予定でした。
そのため、私は2019年にチケットを購入後、ずっと大切に保管していました。
延期は新型コロナウイルスの影響によるもので、3回延期されています。
- 当初の予定:2020年3月
- 1回目の延期:2021年1月
- 2回目の延期:2022年4月
- 3回目の延期:2023年4月
そのため、当初の予定からは出演者が変更されていますが、仕方ないです。
何度も延期するのは準備をする側も大変だったと思います。中止にせず開催してくれてありがとう!
そんなわけで、2023年のKNOTFESTは待ちに待った開催となりました。
出演アーティスト一覧
Slipknotは両日に登場。
海外のバンドも日本のバンドも登場します。
- ASTERISM
- Ailiph Doepa
- 我儘ラキア
- THE冠
- CVLTE
- a crowd of rebellion
- BAND-MAID
- RED ORCA
- Crystal Lake
- Survive Said The Prophet
- ROTTENGRAFFTY
- Enter Shikari
- THE ORAL CIGARETTES
- In Flames
- MAN WITH A MISSION
- Trivium
- Slipknot
- THE SIXTH LIE
- 魔法少女になり隊
- PRAISE
- SABLE HILLS
- Petit Brabancon
- HIKAGE
- Paledusk
- MEANING
- NOISEMAKER
- Fear, and Loathing in Las Vegas
- coldrain
- Parkway Drive
- マキシマム ザ ホルモン
- KORN
- Slipknot
音楽フェスでは知らないバンドの音楽を聴く機会もあって、新しい出会いもあり面白いです。
観客エリア
激しい音楽を演奏するバンドが出演するので、客席の前のほうはモッシュなどが発生しています。
でも、少し離れればぶつかり合わない場所で観られたので安心でした。
一番後方では座って休憩しながら音楽を聴くこともでき、自由に音楽を楽しめます。
また、車椅子などの専用エリアもありました。
そして、すごいのがVIPアップグレードチケット。(私は買いませんでしたが。)
VIPは椅子のある特別エリアで観られます。
そして、VIPには種類があるのですが、VIP SSが一番すごくて、その価格は120,000円!入場料とは別で1日分の価格です。
VIP SS アップグレードチケットの内容は以下です。
- [VIP SS ONLY] VIP SS 専用 BAR LOUNGEエリア指定席(ワンドリンク付き)
- [VIP SS ONLY] SLIPKNOTウィスキーラウンジ(バックステージ)にて、CLOWNとのミート&グリート及びウィスキーのテイスティング
- [VIP SS & S ONLY] SLIPKNOTメンバーとのミート&グリート(参加メンバーは当日決定)
- [VIP SS ONLY] CLOWNによるSLIPKNOT MUSEUMツアー
- [VIP SS & S ONLY] SLIPKNOT MUSEUMへの入場券(1枚)
- [VIP SS & S ONLY] VIP専用トイレ
- VIP限定ラミネートパス
- VIP専用入場ゲート
- CLOWNデザイン KNOTFEST Tシャツ
- VIP限定ポスター
メンバーに会えるとなると、ファンなら高くても欲しくなりますよね!買える人が羨ましいです。
海外アーティストは携帯電話でなら撮影OK
海外アーティストの携帯電話以外の機器での撮影、録音は禁止です。
注意事項(KNOTFEST JAPAN 2023)
国内アーティストに関しましては撮影、録音は一切禁止となります。
海外のアーティストのライブはスマホであれば撮影や録音がOKである場合が多いです。
ただし、撮影や録音のための専用機材での撮影は禁止です。
それに対して、日本のアーティストは撮影も録音も一切禁止でした。
このあたりは文化の違いを感じます。
日本は権利に関する法律が厳しいし、ほとんどのアーティストはライセンスフリーにしたくないみたいですね。
海外のアーティストの場合は、拡散によって知ってもらう機会になるのがメリットのひとつと考えられているようです。
私が撮影した映像は短い時間ですが、この記事内の映像により、ライブの雰囲気を感じて素晴らしいアーティストに少し触れてもらえると嬉しいです。
DAY1でカッコよかったバンド『In Flames』
スウェーデンのメタルバンド『In Flames』
『In Flames(イン・フレイムス)』はスウェーデンのメタルバンドです。
現在のメンバーは以下の5人。
- Vo. アンダース・フリーデン (Anders Fridén)
- Gt. ビョーン・イエロッテ (Björn Gelotte)
- Gt. クリス・ブロデリック (Chris Broderick)
- Ba. ブライス・ポール・ニューマン (Bryce Paul Newman)
- Dr. タナー・ウェイン (Tanner Wayne)
2023年2月10日に新しいアルバム『Foregone(フォーゴーン)』がリリースされました。
We wanted to take a moment and thank everyone who worked on Foregone as well as YOU the fans!! The five of us appreciate all the love and support you are showing this record! We know there’s a lot of music out to choose from and it’s not lost on us one bit. See you on the road! pic.twitter.com/B8cfLlOIQf
— In Flames (@InFlames_SWE) February 22, 2023
ライブでの音がめっちゃ良かった!
ライブの始まりの瞬間は高まりますね!
MCは英語だけど、ヒアリングに挑戦。
「スウェーデン以外の国で最初に俺たちの音楽を受け入れてくれたお前らを愛してるぜ、サンキュー!」的なことを言っていると思います。多分!
熱いことを言ってくださる!
演奏も格好良いのだけど、髭と筋肉も格好良いので見てほしいです。
そして、やはりギターの音が美しかった。
DAY1のアーティストの中で一番奏でる音が美しいバンドだったと思います。
公式動画とおすすめアルバム
私のスマホ撮影映像だけだと残念なので、オフィシャルで出ているライブの映像も貼ります。
2015年のライブ映像なので、一部のメンバーは今とは違いますが、ライブでのパフォーマンスはやはり素晴らしい。
最新アルバム『Foregone』、格好良いです!
KNOTFEST JAPAN 2023で演奏された曲も何曲か含まれています。
KNOTFESTの主催バンド『Slipknot』
アメリカのメタルバンド『Slipknot』
『Slipknot(スリップノット)』はアメリカのメタルバンドです。全員マスクを被っているのも特徴的。
現在のメンバーは以下の9人。
- Vo. コリィ・テイラー (Corey Taylor)
- Gt. ミック・トムソン (Mick Thomson)
- Gt. ジェイムズ・ルート (James Root)
- Ba. アレッサンドロ・ベンチュレラ(Alessandro Venturella)
- Dr. ジェイ・ワインバーグ (Jay Wineberg)
- Per. ショーン・クラハン (Shawn Crahan)
- Per. マイケル・パフ (Michael Pfaff)
- Turntable シド・ウィルソン (Sid Wilson)
- Sampler クレイグ・ジョーンズ (Craig Jones)
楽器が多くて、リズムに音圧があります。
Back onstage tonight at @KNOTFESTJAPAN 2023. See you soon… 🇯🇵 pic.twitter.com/WdmMyEKuUY
— Slipknot (@slipknot) April 1, 2023
漫画の『ドロヘドロ』に出てくるマスクもSlipknotぽさがあるけど、これは偶然だったと作者の林田球は語っていました。
偶然の後、作者はSlipknotが好きになったみたい。
トリはもちろんSlipknot!
KNOTFESTのトリを飾るのは当然Slipknot!
ライブ時間も一番長いです。1時間40分。
私はやや遠くから観ましたが、どこにいても始まる時の会場の空気は良い!
MCではボーカルのコリィが日本語を少し話してくれます。
覆面してるし、首に「死」って書いてあるけど、所作は紳士。
コリィだと「コンニチハ」「コンバンハ」もカッコカワイイから不思議。
「トウキョーサイコー」と言っているが、ここは千葉。コリィが言えば東京に変わりました。
「照明をつけて最高なこいつらを見せてくれ!」的なことを言っていると思います。多分!
動画内にはないですが、定番の「ナカユビタテロ」もライブ中に言ってました。
演奏はいろんな音があってリズムが厚いのが好き。9人の演奏の一体感もあって激しさ9人分なのも熱いです。
音の圧もすごいですが、メンバーの動きも終始面白いです。
エンターテインメント性も高いから見ていて楽しいです。
公式動画とおすすめアルバム
Slipknotのライブは観ても楽しめます。
特にパーカッションが楽しそうで良いです。
こちらも、2015年のライブ映像なので一部のメンバーは現在とは違いますが、素晴らしいライブ映像です。
Slipknotのアルバムの中でも人気の一枚なのが『Iowa』。
名盤だけど、このアルバムのレコーディング中はメンバーの仲が最悪だったそうな。
KNOTFEST JAPAN 2023 楽しかった!
3年待ったKNOTFESTに遂に行けて、感無量です。
KNOTFEST、最高でした!
それから、ライブをスマホで撮影するのは初めてやってみましたが難しかったです。
撮影しながらライブに参加するのも面白いですね。
自分の思い出にもなるし、他の人にも見せられます。
ただ、撮影ばかりしていたらライブを存分に楽しめなくなってしまいそうなので、撮影はほどほどで楽しむのが良さそうです。
そして、チケット購入時に一緒に行こうと約束していた友人にも、約3年ぶりに会えました。
音楽フェスのおかげで音楽仲間と楽しく過ごせ、素晴らしい時間となりました。
新型コロナウイルスの影響で音楽イベントをなかなか開催できない世の中になっていましたが、これから音楽イベントが再び盛り上がって行くと良いなと思います。