追悼 ティナ・ターナーは伝説的歌手だった

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ティナ・ターナーは伝説的歌手だった

Queen of Rock ‘n’ Roll(ロックンロールの女王)」と称されるTina Turner(ティナ・ターナー)が2023年5月24日に亡くなりました。

ソウルフルなパフォーマンス、波乱万丈な人生を乗り越え成功した復活劇、音楽と人生の両方が偉大な歌手でした。

ティナ・ターナーを知らない人…います?

もし知らないなら、こんな素晴らしい歌手がこの世にいたことを知らないなんて勿体無いです。

少しでもティナ・ターナーの魅力に触れてもらえればと思います。

目次

ロックンロールの女王、ティナ・ターナー

超簡単にティナ・ターナーの概要

ティナ・ターナー(本名:アンナ・メイ・ブロック・バーク)は1939年11月26日にアメリカ合衆国で生まれました。

歌手としての活動は1950年代から。

1960年代から1970年代にはIke & Tina Turner(アイク&ティナ・ターナー)という音楽デュオで夫のアイク・ターナーと一緒に活動。

しかし、アイク・ターナーからの家庭内暴力に苦しみ、1976年にアイクから逃げ、1978年に離婚が成立。ツアーの中止により負債も抱えます。

その後はソロ活動をしますが、数年はうまくいきません。

ところが、1983年以降に発表した曲がヒットを連発。復活劇を果たします。

アルバムとシングルの売上枚数は2億枚グラミー賞は8回受賞

アイク&ティナ・ターナーでも、ソロのティナ・ターナーでもロックの殿堂入り

ローリングストーン誌の「史上最も偉大なアーティスト100組」にも選出されています。

ロックンロールの女王」と呼ばれるようになった彼女は生きている時にすでに伝説の人でした。

そして、2023年5月24日、83歳で亡くなりました。

アイク&ティナ・ターナーのプラウド・メアリーのパフォーマンスを見てほしい

アイク&ティナ・ターナーは、ティナ・ターナーと夫であったアイク・ターナーによる音楽デュオ。

ソウル、ロックンロール、R&B、ファンクなどの要素を取り入れた音楽を演奏していました。

数々のヒット曲のうち、『Proud Mary(プラウド・メアリー)』は最も有名な曲のひとつです。

オリジナルはCREEDENCE CLEARWATER REVIVAL(CCR、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)の曲で、アイク&ティナ・ターナーのはカバーバージョンですが、代表曲のひとつとなっています。

私がアイク&ティナ・ターナーを知ったきっかけはこの曲の映像でした。

初めて見た時、衝撃を受けました。最初は語りとスローテンポのリズムカルな歌、それが突如テンポアップして激しいパフォーマンスに。

歌も踊りもパワフルですごいです。めっちゃ泳いでます。

とりあえずこの映像を見てほしい

※YouTube動画は埋め込み不可設定のため、YouTubeへのリンクを貼っておきます。

また、1970年のエド・サリバン・ショーの映像のパフォーマンスもエネルギッシュ。

この歌とダンスを同時にできるのは、すさまじいです。

2009年のソロでのライブ映像もあります。

この時、ティナ・ターナー69歳!年齢を超越しています。

それから、2005年にBeyoncé(ビヨンセ)がこの曲をトリビュートしています。

カッコいい!ティナ・ターナーへのリスペクトも感じますね。

ソロのティナ・ターナーもヒット曲を生み出す

1984年に発表した『What’s Love Got To Do With It(愛の魔力)』が超大ヒット。

アメリカのBillboard Hot 100で3週連続で1位を獲得。

1985年の第27回 グラミー賞では最優秀レコード賞最優秀楽曲賞最優秀女性ポップ・ボーカルパフォーマンス賞を獲得。

さらにこのグラミー賞で、ティナ・ターナーは『Better Be Good to Me』で最優秀女性ロック・ボーカル・パフォーマンス賞も受賞。

45歳前後のティナ・ターナーは絶頂期です。

『What’s Love Got To Do With It』の邦題は『愛の魔力』ですが、直訳すると「それと愛はどんな関係があるの?」といったところでしょうか。

複雑な愛の歌がティナ・ターナーの歌唱力と経験により表現されています。

2020年にはKygo(カイゴ)によるリミックスもリリースされました。

他のアーティストにも影響を与える曲であったと言えるでしょう。

大物アーティストとの共演もカッコイイ

ティナ・ターナーは、数多くの有名なロックスターと共演もしています。

The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)のボーカル、Mick Jagger(ミック・ジャガー)とも共演しています。1985年の音楽イベント「LIVE AID(ライブ・エイド)」での映像がカッコイイ!

ティナ・ターナー 45歳、ミック・ジャガー 41歳である。40代ってこんなにかっこいいのか。

David Bowie(デヴィッド・ボウイ)とのデュエット曲もあります。

ティナ・ターナーはデヴィッド・ボウイの助けもあって、ソロ活動時のレコード会社との契約を得られているので、デヴィッド・ボウイが人としても素晴らしく感じます。

他にもティナ・ターナーは名だたるミュージシャンと共演しています。

共演でお互いのエネルギーがぶつかって、素晴らしいパフォーマンスが生まれるのもすごいですよね。

女優ティナ・ターナーもすごい

ティナ・ターナーは女優としても成功を収めています。

1985年に公開の映画『マッドマックス サンダードーム』では女帝アウンティ・エンティティ役を演じました。

メル・ギブソン演じるマックスの後ろに大きく描かれているのがティナ・ターナー演じるアウンティ・エンティティ。

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ティナ・ターナーの強く豪快で悪い女っぷりが素敵。登場シーンでは部下のトントンにサックスを演奏させるのも面白い。

映画ではティナ・ターナーの「One of the Living」と「We Don’t Need Another Hero」が使用されており、この2曲もヒットしました。

1986年の第28回 グラミー賞では、「One of the Living」で最優秀女性ロック・ボーカル・パフォーマンス賞も受賞しています。

「マッドマックス サンダードーム」はamazon prime videoやU-NEXTでも視聴できます。

ドキュメンタリーを観たい

ティナ・ターナーのドキュメンタリー『TINA』が、2021年3月に米HBOとHBO Maxで公開されました。

ティナ・ターナーの生涯が描かれており、観てみたい!

1993年に公開された映画『What’s Love Got to Do with It(TINA ティナ)』もティナ・ターナーの人生をもとにした伝記映画ですが、どうせなら新しいドキュメンタリーを観てみたいです。

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新しいドキュメンタリー『TINA』ではティナ・ターナーのインタビューなどもあるそうなんですよね。

しかし、現在どうやら日本では観られないみたい。どこかで放送してくれませぬか…。

ティナ・ターナーは伝説的歌手であり続ける

今見ても、ティナ・ターナーのパフォーマンスはカッコイイですね。

歌もダンスもパワフルでソウルフルな彼女は素晴らしいです。永遠にカッコイイと思います。

そして彼女自身に起きた苦難を乗り越えた生き様も、多くの人に影響を与え、今を生きる人に繋がっています。

ティナ・ターナーは亡くなりましたが、彼女の音楽は伝説として未来に残り続けるでしょう。

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