富山の郷土料理といえば鱒の寿し。
鱒の寿しのお店は特に富山市に多いのですが、魚津(うおづ)市にも鱒の寿しが美味しいお店があります。
今回行ってきたのは、魚津市にある魚づ鱒寿し店。
私はこのお店の鱒の寿しを以前にも食べたことがあり、美味しかったので、魚津に寄ったついでに買いに行きました。
鱒が肉厚の美味しい鱒の寿しなので、紹介したいと思います。
アスセス 魚津駅の近く
魚津市は富山市から東に2つ隣の市です。富山市、滑川(なめりかわ)市、魚津市の順。富山市から車で40分程、電車だと30分程の場所です。
お店はあいの風とやま鉄道線の魚津駅(昔のJR魚津駅)から歩いて6分ほどの場所にあります。魚津のことを知っている人向けには、サンプラザの近くです。
線路沿いの道にお店があります。
お店の横には車を一台停められるスペースがあります。
駐車スペースが埋まっていても、お店の前の道が広めなので、道に一時的に車を停めて買いに行く人もいました。
営業は朝8:30から。鱒寿し店はどこも朝早くから営業していますね。
日曜日は定休日ですが、事前に予約しておけば、日曜でもケイソン冷蔵北鬼江店での受け取りが可能です。便利。
日曜日 受け取りのご案内
日曜日は定休日ですが、土曜日の14時までにご予約いただければ、翌日の日曜日にケイソン冷蔵北鬼江店にてお渡しが可能です。北鬼江店では、日曜日でも販売しておりますが、数に限りがありますので電話にて確認の程宜しくお願い致します。
販売されている鱒の寿しは、一段と二段。二段は、笹の中に二つ重なって入っているので、一段の倍の量あります。
ますの寿し 一段 | 1,900円(税込) |
ますの寿し 二段 | 3,700円(税込) |
この日はお盆の時期だったので、事前に電話で予約してから受け取りに行きました。
予約なしで買いに行っても良いお店ですが、お盆や、年末年始、ゴールデンウィークなどの大型の休みの時期は売り切れることもあるので、事前に確認してから買いに行くほうが安全だと思います。
また、予約時には、いつ食べるのかを聞かれました。その時間に鱒の寿しを最も美味しく食べられるように押し加減を調整してくれています。消費期限まで2日間ありますが、事前に伝えた時間に食べるのがおすすめです。
魚づの鱒の寿しをいただきました
- ますの寿し 一段 1,900円(税込)
魚の文字が象形文字になったパッケージ。
箱を開けると、鱒の寿しの木桶が登場です。これを開けるのも一イベントで楽しい。
箱には食べ方が記載されています。
プラスチックのナイフは木桶の中に入っていました。ナイフが木桶の外に出ているお店も多いので、見当たらないと思ったら桶の中をチェックすべし。
蓋の上に鱒の寿しを置いたら、切る準備OKです。
笹に包んだ状態のまま、切っていきます。ザクザク切れる。
一切れとった鱒の寿しがこちら。美しい鱒の色であります!
お米は魚津産のものが100%使われています。
そして、鱒は少しレア感があり肉厚でご飯の上に乗っています。
鱒の存在感が強い寿しです。美味しかった!
シャリのお酢の利き具合はやや弱め。押し寿司なんだけれど、魚がとろっと柔らかく、握り寿司っぽさも少し感じられます(他の鱒の寿しに比べるとという意味で)。良い具合に押されたご飯と一緒に食べると美味い!
このまま食べても美味しいですし、お好みで醤油をつけても良いと思います。
なお、魚づの鱒の寿しはふるさと納税で購入することもできます。気になる人はお取り寄せしてみてください。(ただし、一部の地域には届けられないとありましたので注意です。)
魚津市の鱒の寿しも美味しい!
魚津市の鱒の寿しも美味しいんですよね!
私の実家は富山市なので、富山市にいてもいろんな種類の鱒の寿しを食べられるのですが、他の地域の鱒の寿しも食べてみると、いつもと違う鱒の寿しに出会えて面白いです。
魚津市は春には海の向こうに蜃気楼が見えて、海岸沿いには蜃気楼ロードと呼ばれる道があります。道沿いに道の駅や、埋没林博物館、水族館などもあり、良い場所です。
それから、私の祖父と祖母(もう亡くなっているのですが)は、魚津に住んでいたので、よく連れてきてもらった魚津の海は私も好きな場所です。それでたまに魚津に行くのですが、鱒の寿しも買って帰ります。
皆さんが魚津市に行く機会がありましたら、美味しい魚づ鱒寿し店の鱒の寿しを食べてみてはいかがでしょうか。
- 公式サイト(ケイソン冷蔵):https://www.keison.jp/masuzushi
- 公式Instagram:https://www.instagram.com/uozumasuzushi/
- 住所:〒937-0051 富山県魚津市駅前新町701
- 電話番号:0765-24-3761
- 定休日:日曜
- 営業時間:平日 8:30 – 17:30、土曜祝日 8:30 – 17:00
- 駐車場:有
『魚づ鱒寿し店』の鱒の寿しが好きな人は、おそらく富山市にある『まつ川』の鱒の寿しも好きだと思います。まつ川の店主は確か魚津市の鱒の寿し店で修行されたんですよね。魚づ鱒寿し店で修行されたという情報もチラホラ。だからちょっと似ているのかな。どちらもレア感のある厚切りの鱒が特徴的です。
そして、魚津市といえば、米騒動が起きた地域なのですが、米騒動を題材にした映画『大コメ騒動』の主演の井上真央さんは私より富山弁が上手くて感動しました。