夏休みにホテル日航金沢に宿泊しました。
ちなみに、私はこのような素晴らしいホテルに宿泊できるような身分の人間ではありませんが、親戚の集まりで宿泊させてもらうことができました。
優雅なひとときを過ごさせてもらって、リフレッシュできたので、その記録をしておきたいと思います。
もし、金沢に宿泊することがあれば、ホテルの参考にしてもらえればと思います。
ホテル日航金沢
ホテル日航金沢はラグジュアリーホテル
「金沢の空にいちばん近い場所。」とあるとおり、金沢駅周辺でひときわ高くそびえ立つビル、それがホテル日航金沢。
複合ビル「ポルテ金沢」内にホテルがあり、1994年に開業しています。
特別な日常へのランドマークは、出会いにあふれる旅の拠点。
ホテル日航金沢は地上30階・北陸随一のスケールを誇るラグジュアリーホテル。客室は17階以上にあり、文化の香りに包まれた金沢の美しい眺望とともに特別な時間をお過ごしください。
ホテルのコンセプト(ホテル日航金沢)
石川県随一ではなく、北陸随一のスケールであります。さすが、北陸最強の石川県。
アクセス
金沢駅のすぐそばにあります。JR金沢駅兼六園口(東口)から徒歩3分。
周辺を観光する場合にも便利な場所です。
駅からホテルまで地下通路も繋がっており、天気が悪い場合でも移動が楽です。
宿泊タイプはいろいろ
客室は17階~27階で、フロアにはいくつかの種類があります。
27F | NIKKO | ホテル日航金沢が誇る最上級の眺望と空間 |
26・28F | LUXE | 高層階の客室で過ごす上質な時 |
24・25F | COMFORT Separate | ワンランク上のくつろぎと眺望 |
20〜23F | COMFORT | 旅の利便性とくつろぎの滞在をお約束 |
17〜19F | STYLISH | 旅情と感性を刺激する金沢の伝統×革新 |
フロアによって部屋の雰囲気や特典が異なっています。
27階のNIKKOにはスイートルームがあり、最も高級なフロアです。
今回私が宿泊したのは28階のLUXE(リュクス)フロアで、客室としては最上階。
LUXEはフランス語で豪華、優雅という意味。上質な客室であることが名前からも伺えます。
LUXEフロアの部屋のタイプは4種類。
LUXE(リュクス)
- DOUBLE BED ROOM(ダブルベッド)
- QUEEN BED ROOM(クイーンベッド)
- TWIN BED ROOM(ツインベッド)
- DELUXE ROOM(デラックス)
部屋のサイズが上から順に大きくなっていき、ダブルベッドルームだと22㎡、デラックスルームだと44㎡です。
フロアや部屋のタイプで宿泊料金が異なります。
私はダブルベッドルームに一人で宿泊させてもらえました。
駐車場あります
ホテル日航金沢には駐車場があるので、車で行くこともできます。
ホテル日航金沢を含む複合ビルの「ポルテ金沢」の地下です。
自家用車で駐車場に着いた時、満車の表示になっていたのでどうなることかと思いましたが、駐車場入口にいた係員さんからホテルの利用者かを確認され、宿泊で来たと伝えたら地下へ案内されました。
地下に進むと、駐車場の係員さんに案内され、立体駐車場へ駐車することに。
立体駐車場の高さ制限は車高155cm、床下10cmと記載されていました。
駐車場の車両制限は全長5.3m以下、全幅2.05m以下、全高2.05m以下とあったので、大きめの車の場合は他の場所に駐車するのでしょう。
このタイプの駐車場だと、ちょっと車に荷物を取りに行くなどできないのが不便だけど、仕方ない。
また、出庫時には精算機で支払いをしますが、ホテルに宿泊すると1泊 1,000円で駐車できます。
ただし、これは宿泊する部屋のタイプによって違って、27階 NIKKOと26・28階のLUXEに宿泊する場合は無料(プランによって対象外になる場合もある)です。
高層階の宿泊費はやや高額ですが、特典もいろいろあるので考慮して部屋を検討すると良いですね。
ホテルの内観も素敵
ロビーには噴水がありました。水があるとゴージャスさがアップする気がします。
噴水から階段があるけど、どこへ繋がっているのだろう…。この階段は使えるのだろうか…。
ホテル内のインテリアには高級感があり、見てまわるのも面白いです。
レストランやルームサービスもあります
ホテルといえばレストラン。ホテル日航金沢には以下のレストランがあります。
- 30F ヨーロピアンキュイジーヌ ラ・プラージュ
- 29F 鉄板焼 銀杏
- 29F 中国料理 桃李
- 6F 日本料理&寿司カウンター 弁慶
- 2F オールデイダイニング ザ・ガーデンハウス
一部のレストランには宿泊客様限定の特別料金のディナーメニューもあります。
親戚の集まりでは中華料理の「桃李」でディナーをいただきました。広々とした豪華な空間で、料理も美味しかったです。
また、ルームサービスメニューは以下がありました。
- 朝食:洋朝食 2,800円~
- 昼食・夕食:洋食 600円~、和食 800円~、中国料理 1,452円~
旅行時にはホテルではなく地域のお店へ食事に行くことが多いですが、ホテルステイの場合はホテルの食事を楽しむのも一興です。
高層階28階で過ごすホテルステイ
セキュリティが高かった
エレベータに乗ると、ボタンを押すのではなく、ルームカードキーをかざすことで宿泊階フロアが点灯します。
28階に到着するとエントランスドアがあり、これもカードキーで開けます。
すごい…。誰でも自由にこのフロアには入れないのですね。セキュリティ高めです。
28階 LUXE ダブルベッドルーム
部屋に入るとダブルベッドが目にとびこんできました。
でかい!ここで一人で眠れるの幸せすぎる。
シモンズ社製のベッド、エアウィーヴのマットレスパッドです。寝心地も最高。28階のLUXEフロアはエアウィーヴを導入しているとのこと。
一人で宿泊するのに枕は4つ。柔らかい枕と少し硬めの枕が2つずつ。絶対的に枕が余ります。
部屋は全体的に落ち着いた色合いで上品な感じです。
そして、洗面台はベッドのすぐ隣に。
ベッドのすぐ隣が便利なのか、便利じゃないのかよくわからず。見た目が珍しいので良しとしよう。
ただ、洗面台の鏡は少し距離があるので、お化粧には向かないと思います。
ベッドの反対側には、デスクやテレビがあり、棚や荷物置き、セーフティボックスもありました。
それから、壁には「おもてなしのはこ(The box of OMOTENASHI)」が飾られていました。
金工の伝統工芸品が飾られており、金沢の文化も感じられる部屋になっていました。
おもてなしは英語でOMOTENASHIと表記。hospitalityではない。滝川クリステル効果か。
28階からの景色が美しい
ホテル日航金沢の部屋は山側の部屋と金沢駅側の部屋があります。
私の宿泊した部屋は山側の部屋。反対の金沢駅側の部屋からは海も見えるらしい。
山側の眺めも美しかったです。高層階からだと空も広く見えました。
設備も良かった
部屋でWi-Fiや有線LANが使えて安心しつつ、他の設備も見てみました。
水、ほうじ茶、紅茶、ドリップコーヒーがあり、飲み物はバラエティ豊富。
萬歳楽(まんざいらく)の加賀梅酒、ウイスキー、ビールも置いてあり、お酒好きにも良さそうです。
お酒はデラックスルームであれば特典で無料のようですが、私が泊まったダブルベッドルームでは有料のサービスになっていました。
トイレもなにやらとても広い!というか細長い空間。
TOTOのトイレ。トイレットペーパーはダブルでふわふわ。電話機もあって、もしもの時に安心です。
部屋のクローゼットにはバスローブがあり、棚にはセパレーツパジャマもありました。
バスローブがあるのはLUXEフロアの良さです。ワンピースパジャマや浴衣も希望すれば使用できるとのこと。
自分好みの快適な睡眠時間を過ごせます。
クローゼットの中にはスリッパや消臭スプレー、シューズポリッシャーなど、便利アイテムもありました。
それから、タオルは今治タオル!さすが、LUXEフロア。
バスタオルもフェイスタオルもウォッシュタオルも今治。柔らかくフワフワな肌触り。
また、部屋内にはコンセントやUSB-A用のポートがいくつかあり、電源には困らずでした。
貸出サービス品は以下が記載されていて、借りる場合は客室係へ連絡します。
<貸出サービス品>
- 寝具類
そばがら枕、フェザー枕、コットン枕、低反発枕、毛布、ベビーコット、バスローブ、子供用パジャマ、浴衣(大人用・子供用)
- 電気、照明器具
ズボンプレッサー、BDプレーヤー、海外アダプター、扇風機、電気スタンド、延長コード、アイロン
- その他貸出し備品
水枕、体温計、手鏡、ベッドガード
※貸し出し用品には数に限りがあります
宿泊するのに充分揃っていますが、ひとつだけ残念だったのはHDMIケーブルがありませんでした。
客室係に連絡してみるも、HDMIケーブルはないとのこと。すでに誰かが使用しているのか、そもそもないのかわからなかったけど、電話に出たかたが少しカタコトの日本語だったので詳しく聞くのはやめました。
Nintendo Switchをテレビに繋いで遊ぼうかなと思って持っていったのですが、HDMIケーブルがないので本体の小さい画面で遊びました。HDMIケーブルは持参しなければならなかったか…。
ノートPCを持参してテレビに繋げたい宿泊客にもHDMIケーブルは良さそうなので、いつか導入されると良いな。
ちなみに旅行時はNintendo Switchドックは大きすぎるので、HDMI変換アダプタが携帯しやすくて便利です。
充実のアメニティ
洗面台の上にはL’OCCITANE(ロクシタン)のバスアメニティがありました。いい香り!
バスアメニティは部屋によって違い、LUXEフロアはロクシタンです。タルゴのバスアメニティが置いてある部屋もあります。
一人で1泊するには多いので、余ったバスアメニティは持ち帰りました。ホテルの使い切りの消耗品は持ち帰りOKです。(大きいボトルの場合は持ち帰ってはダメですよ。)
基礎化粧品やお風呂・洗面所まわりのアイテムも揃っています。
ヘアブラシとヘアコームが両方あって嬉しい。
アメニティはサトウキビ由来の原料などを使用した製品を採用していて、プラスチック使用の抑制に取り組んでいるそうです。
お風呂は2022年にリニューアル
2022年3月にバスルームがリニューアルされたとのこと。
シャワーがふたつある!!
天井から大きなシャワーでやわらかなお湯が出てきます。
手で持てるシャワーヘッドは3段階に水圧を調整できました。一番強いのは痛いくらいの強さで、面白い。
湯船にはアメニティにあった桜のバスフレグランスを入れ、綺麗な色になりました。
お風呂が快適だったので、1泊なのに3回お風呂に入りました。
朝には新聞も届く
朝には新聞がドアの外側のノブに掛かっていました。ありがたい。
新聞は北國新聞でした。北陸の新聞です。
その土地の新聞を読むのも、いつもと違う土地に来た楽しみのひとつです。
最上階のスカイラウンジ
ドリンクチケットをいただいた
LUXEフロアの宿泊にはドリンクチケットがついていて、30階のスカイラウンジ「ル・グランシャリオ」か1階のロビーラウンジ「ファウンテン」で飲み物を1杯楽しめるとのこと。
29階のバーは残念ながら臨時休業中でした。
スカイラウンジなんて滅多に行かないので、この機に行ってみることにしました。
30階 スカイラウンジ「ル・グランシャリオ」の夜
30階はこのホテルの最上階。
スカイラウンジからの夜景が綺麗!これはドラマで観るような場所ではありませんか!
ドリンクチケット用のメニューからウイスキーの三郎丸蒸留所 SUNSHINEを選び、ゆっくりいただきました。
グランドピアノがあって、時折、生演奏も聴けました。
こんな大人の楽しみ方があったとは…!ゆっくりと時間が進む良い夜でした。
朝食も豪華でした
朝食会場は2箇所
朝食は和洋食バイキングか和定食から選択できる形式でした。
- 和洋食バイキング
2階 オールデイダイニング「ザ・ガーデンハウス」
- 和定食
6階 日本料理「弁慶」
※繁忙日のみ営業
日本料理の「弁慶」は繁忙日のみ営業とのこと。
私が宿泊した日はお盆の夏休みシーズン。弁慶も営業していました。
この日の朝はなんだが白いご飯の気分。日本料理の朝食をいただいてきました。
「弁慶」でいただいた和朝食御膳
6階にある「弁慶」。日本料理のお店なので和の佇まい。
和朝食御膳のメニュー、豪華です。
お重箱で出てくると豪勢な感じがします。
石川県の食材や料理を美味しくいただけます。
ごはんとお味噌汁はおかわりもできるとのこと。
お粥にすることもできるので、やさしい。
お米は石川県米の「ひゃくまん穀」。
加賀百万石と名前がかけてあって面白いと思いつつ食べたのですが、味も美味しかったです。
2017年に登場した石川県オリジナルのお米で、コシヒカリより粒が大きく、食べごたえがあります。
ホテル日航金沢にいるだけで特別な時間
ホテル日航金沢の28階 LUXEフロアでの宿泊、優雅な時間を過ごせて良かったです。
ホテルは観光地で泊まるだけの目的で利用することもありますが、ホテルだけで1日ゆっくり過ごすホテルステイで利用するのも良いです!
もし、ホテルステイをするなら、ワンランク上の部屋に泊まるのも、たまには良いと思います。
ホテル日航金沢は部屋、食事、インテリア、景色、すべてが素晴らしく、日常を離れた幸せなひとときによりリフレッシュできました。
- 公式サイト:https://www.hnkanazawa.jp/
- 公式Instagram:https://www.instagram.com/hotelnikkokanazawa/
- 公式Facebook:https://www.facebook.com/hnkanazawa
- 住所:〒920-0853 石川県金沢市本町2-15-1 (JR金沢駅兼六園口前)
- 駐車場:有
金沢に宿泊した翌日、以下にも行ってきました。おすすめの場所ですので、よろしければご覧ください。